中学校に入って、はじめて図書室から借りた本。
当時流行していた風疹のせいで、1週間遅れて
教室に入ったせいか、微妙に浮いていたころ。
図書室の新刊コーナーにあった、
谷川俊太郎訳 堀内誠一イラストレーションの
『マザー・グースのうた』草思社。
いろんな方の訳とイラストレーションでマザーグースを
読みましたが、やっぱり最初がこちらでしたから。
「マザー・グースのおっかさん
ぶらぶらでかけるそのときは
がちょうにのってそらをとぶ
とびきりじょとうのおすがちょう」
いいなあ。
小学生のころ読んだマンガに、
「だれがころした、クックロビン」という一節があって、
マザー・グースに興味をもつようになったんですよね。
ええ。萩尾望都の。
「ポーの一族」。