菅たんの小学校では、当時、読書ノートというものがあって。
3年生になって、「読書の時間」(今はあるのかな?)が
スタートすると同時に、「読書の記録」ってなパンフレットみたいな
ものをもらうんですよ。
二つ折になった、黄色い厚紙でできたカードで、
そこに、大きなひまわりのイラストが描かれていて、
ひまわりの花びらと葉っぱに、番号がふってあるわけ。
一冊読んだら、番号なりに、ひまわりを塗りつぶしていく。
と、同時に読んだ本の書名、著者名、出版社、ページ数、
3行くらいの感想、を書くわけだ。
4月にこのパンフレットを受け取って、読書週間までに
50冊以上よんだ子どもは、「本をいっぱい読んだで」賞、
みたいな表彰を受けるのよさ。
絵とか音楽、書道、スポーツと違って、「ただ読むだけ」なので、
けっこうもらいやすい賞状で、42、3人のクラスだったんだけど、
ほとんどの子が賞をもらっていたんじゃないかな。
でも菅たんは……(つづく)