ベストセラーより、ロングセラー、
マンネリズム愛好家の菅原です。
日常生活はマンネリが一番です。
今のままでいさせて、と、いつも思う私です。
そんな、大きな話じゃなくて。
風邪をひいてしまった時とか、
ふだん、化粧を落とさないで眠ってもオッケーな肌が、
いきなり荒れはじめたり、
ココロの拠り所だった、あるメーカーの、ちょっとしたお菓子が、
コンビニの棚から、忽然! 姿を消していたり。
そんなことで、すっかりかなしい気持ちになってしまうのですが。
なかでも、パソコンの不調くらい、
ブルーになるものはありませんて。
かなり前ですが、いきなり、ネットも電話もおかしくなったことがありまして。
電話をくれる人が、どうも声が小さいみたいよー、と。
ファックスはいつも通信エラー。十回やっても送れない。
そりゃあ、いろいろやってみましたよ。
電話のモジュラージャックをもう一度差し込んでみたり、
パソコンの設定をいじってみたり。
しかし事態は一向に改善しない。
ファックスは買いなおすことにして(寿命だと思ったんです)。
パソコンは、もうちょっとは保たせたいので。
ついに、という感じで、
禁断の「リカバリー」に手を出したんですが。
まーこれが、泥沼化っていうかねー。
NTTから、衝撃の電話がかかってきたのは、
その翌日。
「じつは、他のお客様から問い合わせがありまして、
電話線が一部故障してました」
えー。えー、ええーっ。
工事は外からなので、すんごく簡単。
またもとのように、ネットもメールもできるようになり、
もちろん、電話もファックスもふつーに戻った。
マンネリって、実は、ありがたいことなんですよね…。
今のままが、一番しあわせ、って、退嬰的でしょうか。