映画のおはなしですが。
もちろん、
吉田秋生さんのマンガも、
アントン・チェホフの戯曲も、
好きですよ。
中原俊監督が、今度はオリジナルの脚本で撮ったそうですね。
私は、前作の「櫻の園」が好きで、
ビデオを何十回も、見たなあ。
演劇部部長を演じた、
中島ひろ子さん、
良かったなあ。
つみきみほさんが好きで見た映画だったんだが。
あ、もちろん、
つみきみほさんは、凜として
かっこよかったですよ。
脇役の女の子たちも、
みんな個性があって、
下級生にきびしい黒沢さんとか、
大道具の一年生たちとか、
みんな、いとしいって感じ…マンガとは違う世界ですが。
映画でつかわれた『櫻の園』は、湯淺芳子さんの訳でした。
どうしても、その訳が読みたくなりましたね。
でも、最近みなそうですが、
新訳になってまして。
本の好きな友達が、神田で買って、送ってくれました。
新訳も意義あることだけど、
名訳はずっと、残しておけないものかなあ。