- トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す (新潮文庫)/トーマス・マン
- ¥420
- Amazon.co.jp
なんだろう、この人は。
芸術肌で、日常の俗っぽいところから離れようとする。
でも、ルックスのいい、優秀で、誰からも愛される人に惹かれる。
生きることへの純粋になろうとするあまりに、自らを孤独に陥らせている。
詩。それは、情熱がほとばしる言葉。自由の言葉。
自分自身を語る言葉。
それが、トニオの生きる糧だったのだろうか。
それにしても、私はいまいち理解できなかった。
純粋な内面をもち、俗世間を厭いながら、なぜ惹かれるのは、俗の中の人間だったのか。
体についた世間の汚れをとるように、生活をしていたにも関わらず、どうして・・
私の洞察というか、理解力では、、遠いところだった。