見られていない筈のパパ | セカンドリンゴハウス

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日々の事つらつら。

最近は酒を飲まないので、朝自然にすっきり目覚めるということが結構ある。
今日は5時半にすっきりと目覚めてしまった。
昨日は夜疲れを感じていて、頭痛すら感じていた。
「こりゃあ、明日一日寝ていても疲れは取れないや」
と思ったはずが、あたりまえというか不思議というか、
5時間熟睡したら、すっきりしゃっきりと目覚めたし、体の疲れも嘘のように取れている。

おまけに天気がいいので、走り回りたいくらいの気持ちになってしまう。
朝から飛ばすと、仕事から帰った夜ぐったりとして帰宅した夫にも辛く当たりそうだと思いつつ、
ぜんまい仕掛けタイプの私は、朝の自分を止められないのがいつものことである。

夫が留守のうちに、夫のシーツを新品に替えた。
先日枕と枕カバーを新品にして古い方を捨てようとしたら
「どっちも使うから」と古い方も捨てようとしない。
結局新しい方しか使っていないようなので、夫のいない間に捨ててしまおうか迷ったが、
一応本人が納得するまで取っておくことにした。

洗濯機を回して、子供達を起こす。
ゴミを集めたり忙しなく動いていたら、早起きは三文の得というとおりにいい光景を見た。
玄関を開けたら、スーツ姿のサラリーマンらしき若い男性が、
赤ちゃんを抱いて歩いていたのだ。
赤ちゃんは生後6か月位だと私は感じた。
まだ毛髪の薄い頭だが、首にしっかり支えられて横顔だけでも元気そうな赤ちゃんである。
その赤ちゃんを、男性は本当にいとおしそうに何度も何度も顔をなすりつけながら抱き歩く。

朝6時前、人通りはほとんどない。
男性は誰かに見られることのない時間だと油断していたのだろう。
近所の家の木々を指さしたり、話しかけ、笑いかけながら、時々チューチューと赤ちゃんをかわいがっている。
会社に行く前のちょっとした時間に、かわいくてたまらない赤ちゃんを連れて朝の散歩をしているらしい。

「わっかわいい~♪」
私は思わずきゅんとした。子犬を見ても最近は思い出せないような母性本能が一瞬私から溢れた。
かわいがられている赤ちゃんがかわいいのか、赤ちゃんをかわいがっている新米パパがかわいいのか、
どっちでもいいが、なんというかわいらしい光景だろうと笑顔になった。
つい、そっと通りに出て二人の後姿を見守ってしまったくらいだ。

そこらじゅうに愛があふれている気がした。
朝の陽ざしの中、日本中のあらゆる場所でわが子を抱いて愛おしむ人々の姿があるのだと思うと、
まだまだ未来が明るく続いて行けるような気がしてくる。