成長には素質より「正しいやり方✕時間数」が大事【就職活動でも役立つ「仕事の基本」 第百四十一話】 | これからの時代の女性は自分が自分自身のリーダー☆上司や部下、家族のイライラから解放♪人生が100倍楽しくなるストレスフリー術

これからの時代の女性は自分が自分自身のリーダー☆上司や部下、家族のイライラから解放♪人生が100倍楽しくなるストレスフリー術

思うように自分の意見が会社や上司に通らない。部下や後輩がなかなか育たない。家族に振り回される。そんな悩みはありませんか?ストレスを外して楽観力をぐんぐん高めるコツを教えます。ストレス無縁の人生をあなたへ。次はあなたの出番です。

ストレスフリーで生きている、小山 勇です。
 
初めての方は、こちらもお読み頂けると幸いです。
 
 

尚美学園大学さんの専攻科目の授業の一環で、

6月1日に特別講師としてお招き頂いて、3年生の皆さんに

講義をさせて頂きました。下記は、その際のテキストです。

 
 
上記のテキストを使いながら、講義内容をブログでも
お話していきます。過去のブログの総まとめでもあります。
また、下記は特別講義の5日前と翌日に書いたブログです。
 
 
 
相手の得意なところ・苦手なところが見えてくると、全体の不足部分をどう補うかを考えるようになる

このように、3ページ目の【仕事の極意】の中で
書いています。前々回と前回に続いて、
今回もこれについてお話します。


好き嫌いの感情を挟まずに、皆さんの得意と苦手を見て、
得意なことは得意な人に任せて、誰かの苦手は別の誰かの
得意でカバーする。苦手なものは無理強いしない。

そういう意識で観察すると、ある部分は得意な人が多くて、
ある部分は苦手な人だらけで得意な人がいない、
という場合もある。そういう場合は、どうしたら良いのか。

その答えについて、前回は、変化を望む本気度を高めて、
場の空気が変わるような人と出会えるように、そして
身内から現れやすくなるようにしましょうとお話しました。

今回は、それとは違う角度からお話します。


一番得意な人を尊重して、二番目に得意な人には
別のちょっと得意なことをやってもらって、
苦手なことだらけの人には、苦手度が低いものを任せる。

集団にいる皆さんの得意と苦手を組み合わせる方法として、
そういうやり方があります。適所適材な感じがしますから、
上手くいきそうですが、実は長期的には上手くいきません。

一番得意な人は喜んでやりますが、
それ以外の人は、自分が最も得意なことを
極められない環境なので、どこかで限界がきます。

それでも、誰よりも得意になりたくて努力したり、
別の要素を組み合わせて独自路線を探ったりしながら、
最も得意な環境を自分で作る人はいますが、稀な存在です。

また、習いたての時期は小さなことでも目新しく感じるし、
成長の伸び率も高いので、喜んでやるかもしれませんが、
慣れてしまうと、得意を伸ばせないのを退屈に感じます。

すると、一番得意な人が、孤軍奮闘するようになります。
更に、一番得意な人というのは多くの場合、多才なので、
見の周りの不足部分をカバーするようになります。

その結果、一番得意な人が、本来やるべき役割に
使うはずだった時間や労力が減ります。

その状態を見た、二番目に得意な人が、
「あれくらいなら私でもできるのに…」
と、不満を持つようになります。

苦手なことだらけの人は、一番得意な人がカバーするのが
当たり前だと思うようになって、
手助けしてもらえない時には不満を持つようになります。


何故、そんなふうになっていってしまうのでしょうか?
それは、スタートの時点で、一番得意な人を強く尊重して、
それ以外の人には同じくらいの尊重をしなかったからです。

そこからスタートして、時間を積み重ねていくと、
想定していた状態から離れていって、
活気あふれる空気が感じられない環境になります。

でも、もしそうだとしても、今から変えれば大丈夫です。
スタート地点は、いつでも作ることができます。
ここからがスタート地点だ。そう思えばいいんです。

苦手なことだらけの人は、可能性だらけの人でもあります。
苦手なことだらけの人を観察したり、対話したりしながら、
何故、苦手だらけなのかを考えてみるんです。


様々なことに強い苦手意識を持っている人の多くは、
やろうとしていることの中身を誤解したまま、
本来とは違う印象を抱いて取り組みがちです。

その誤解は二つに分かれます。
とてつもなく難しいものだと考えて尻込みする場合と、
求められているクオリティを理解できていない場合です。


まず、難しいと思い込んで尻込みしている場合。

何かを覚えたり修得したりする上で重要なのは、
やり方と絶対的な時間数です。ある程度のレベルまでは、
実は素質はあまり関係ありません。

素質が重要だと勘違いしてしまうと、
自分ができるイメージが描けなくなるので、
どうしても尻込みしてしまいます。

成長は、やってみることでしか得られないので、
尻込みしていると成長できません。
ただそれだけのことであり、苦手なわけじゃないんです。

なので「あの人は素質がない」と思わないことが大事です。
ただでさえ、本人がそう思い込んでいるので、
素質がないと他人から思われることに敏感です。

正しくないやり方で、経験の時間数を増やそうとしても、
ちゃんと経験を積めていないので、時間数は増えません。
でも、本人は時間数を増やしたのに変わらないと感じます。

その人の、やり方を観察してみて下さい。
そして、正しくないようなら、どうしてそういう
やり方をしているのかを、本人に質問してみて下さい。

「何となく…」という答えが返ってきたとしても、
それは本心ではありません。探っていくと、
何らかの理由が必ずあります。

その理由は、信じがたいものかもしれません。
でも、理解しがたいような理由だったとしても、
現実として、その理由がネックになっているんです。

まずは、善悪の判断をせずに、理由を探すことが大事です。


長くなったので、二つ目の、求められているクオリティを
理解できてない場合については、次回お話しますね。


小山 勇