神々の虫メガネ -11ページ目
答えを求めない
深い意味もない
花は咲いたら散る
茶色になって枯れる
そして綺麗さっぱり存在を消す
忘れられない思い出の中に
忘れたいキズがある
思い出すたびにキズは
パックリとさけキズではなくなる
絆創膏からにじむ赤
セピア色した写真が赤に染まる
過ぎ去った過去が問う
時間は散漫になったキズを
捨ててはくれないが
キズとして残してくれる
忘れてはいけないキズがある
気がついたらケガをしていて血を流していた
痛みは伴わないケガだ
ポタポタと流れる血も
他人事のようにしか感じない
これは夢なのか
夢でなければ僕はもう死んだのか

