忘れられない思い出の中に


忘れたいキズがある


思い出すたびにキズは


パックリとさけキズではなくなる


絆創膏からにじむ赤


セピア色した写真が赤に染まる


過ぎ去った過去が問う


時間は散漫になったキズを


捨ててはくれないが


キズとして残してくれる


忘れてはいけないキズがある