2016年8月22日月曜日の夕方
かぐら、14歳7ヵ月26日でお空に旅立ちました。
6月下旬になにかの痛みで夜中突然吠えながら走りだし失禁。
かぐらは吠えると言ってもかなりのハスキーボイスで、ハウハウ言いながら…
病院でいろいろ検査した結果は、
心臓肥大
腎機能の低下(4分の1くらいしか機能していないと)
肝機能低下
もちろんそれ以外にも歯周病や白内障もありましたが、なんだかボロボロ状態でした。
3月にも健康診断として血液検査はしていてBUN(腎臓)は高めではあったけどクレアチニンは正常だったため経過観察に。
ところがその後消化不良からくる嘔吐で肺炎になってしまいました。
食べるのがヘタクソなクセに早食い。
以前から何回か誤嚥性肺炎をしたことがありました。
高熱で息も浅く心臓も弱い。
もうダメかもと思いましたがなんと復活♡
かぐらは食欲旺盛で体調が良くなるとバクバク食べました!
しかし旅立つまでの2ヵ月間で同じようなことがあり、3回の山は乗り越えましたが4回目の山はもう無理でした。
3回目の山の時の心電図はほとんど波形の山がなく、次の瞬間死んでしまってもおかしくないようなものでした。
それでもかぐらは病院の酸素ケースと我が家でレンタルした酸素ケースと薬や注射などで乗り越え、またおかゆを食べました。
友達とは「かぐら、ゾンビみたい!!」と言っていたくらいすごかったんです。
体調安定していて10日ぶりに病院の酸素ケースと血液検査をしに半日入院。(旅立つ9日前)
夜帰ってきた時は調子よく過ごしていました。
ところが翌日昼頃からまた呼吸が苦しくなり熱っぽくなりました。
ぐったりした状態で病院へ行くと高濃度の酸素ケースに入り体調はよくなるのですが、ある程度体を動かすことが出来るくらいの体調だとケースから出たがるので逆に疲れがでて体調が悪くなるようです。
そしてまたどこからかの痛みのせいで吠えながら、もうたいして歩けないのに歩こうとしてハウハウハスキーボイスで吠えながら、失禁と脱糞。
翌日またぐったりしたかぐらを病院へ。
血液検査の数値は薬や注射のおかげでかなりよくなっているのに、かぐらは背中で大きく呼吸をしとっても苦しそうでした。
それでも食いしん坊かぐらはおかゆなどを食べていました。
よろよろだけど歩くかぐら。
ごはんも食べるかぐら。
でももう先は長くないと思っていました。
何回かの山を越えた時のかぐらとは違いました。
もう病院へ行く体力はなかったので、オーグの時と同様に毎日往診をしてもらってました。
固形物が食べられなくなったとおもったらあっという間にお水を飲むこともできなくなったかぐら。
お水を受け付けなくなるということはお迎えが近づいてきたという合図です。
なくなる前日の夜中からは30分おきに呼吸困難の発作が起こりました。
もう充分がんばってるかぐらです。
引き止めてはいけないなと思い、かぐらに伝えました。
「かぐら、かぐらはもう充分がんばってる。
3回も山を乗り越えたんだもん、かぐらはすごいよ!
これは諦めたわけじゃないよね。
自然なことだよね。
かぐらは本当にえらい。かわいい、かわいいよ。
いつでもいいんだよ、かぐらが好きな時でいいからね。」
明け方、会社の同僚に電話をして今日は会社には行けない…ごめんなさいと伝え休むことに決めました。
かぐらの状態はどれをとっても旅立つ前の状態。
この日も往診に来てもらいました。
往診後少し楽になったのか長めに寝だしたかぐら。
寝ているかぐらを見て私もほっとして少し横になりました。
寝るつもりはなかったのですがどうやらオーグの時と同様にうとうと30分ほど寝てしまったようです。
ハッと目が冷め、かぐらを見たら胸が上下していません。
体を触ったらまだまだ温かかったかぐら。
でも息はしていなく、小さな心臓の音もしなくなっていました。
でもあまりにも温かかったのでよくわからなくなってしまい、また往診で確認してもらいたく電話しました。
オーグの時と同じ。
先生に確認と処置をしてもらいました。
この時が18時でした。
なんだか心が繋がった瞬間
たった5年と7ヵ月しか一緒に過ごすことができなかったけど、かぐらのこと大好き。
お笑い担当で存在感の大きかったかぐら。
ずっとずっと大好き。
かぐらに会いたいし触りたい。
でもかぐらに心配かけたくないから大丈夫!
そうそう、セプもなんだかちょっとさみしそうなんだよ。
落ち着かないかぐらがセプの隣で寝だした時、びっくりしたよ!
安心オーラが流れていたかな!?
けっして仲良しだったわけじゃなくつかず離れずのおふたりさん。
セプはフレンドリーだけど、かぐらはキャパの狭い犬。
なのにこんな風にセプを頼るんだね(^-^)
一緒の毎日ありがとう♡
2016年初秋









