セプの目(ブドウ膜炎) | 犬と楽しく暮らすブログ(猫もいるよ)

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犬と楽しく暮らすブログ          ☆セプは進行性網膜萎縮 ☆かぐらはケンの家からやってきた元保護犬-NEC_8224.jpg
両目とも真っ白のセプ
 
2011年6月中旬から2週間くらいで急速に真っ白(白内障)になってしまったセプの右目。
2006年11月に進行性網膜萎縮と診断されてから約5年です。
 
その後左目も同じようになってしまいました。
 
この急速に白内障がすすんだことで、目の中がステンドグラス的ひびのような線が入りました。
 
こうなると白内障前ブドウ膜炎になる可能性が高い!といつもの先生から診断されたので、またまた眼科を得意とされている
川崎にある『ありす動物クリニック』に11月5日に行ってきました。
 
結果は『緩やかにブドウ膜炎が始まっている』とのこと。
 
この病気は痛みを伴うということですが、セプはまだまだ初期。
先生が診て炎症を起こしている細胞が少しある程度で痛みはないそう。
 
治療としては1日2回、2種類(ジクロードとヒアール0.1)の目薬を点眼することでこの状態をキープできるかもとのこと。
 
キープ??治らないの??
と思いました?
 
はい。セプはなおりません。
 
もし無理やり治すとしたら眼摘出手術を行うとかでしょうか。
 
そもそもこのブドウ膜炎はなぜ起こるのかというと、
白濁している水晶体は身体としては『異物』だと認識するのだそう。
細胞はたんぱく質でできていますが、そのたんぱく質が変わってしまい(たんぱく質の変性)身体は排除しようとするんですね(炎症を起こす)。
 
からだの不思議!!
 
だから白濁した水晶体そのものを取りのぞけば炎症はなくなるわけです。
 
が、現在痛みもなく普通に生活できるセプをわざわざ手術する必要はなかろうと。
 
また、眼摘出手術なんて飼い主へのダメージ大(精神的&経済的・笑)です。
 
痛い!!!ということであれば眼摘も考えなくてはいけないのかもしれませんけどね。
 
ということで毎日朝晩点眼しています。
 
点眼をして2ヶ月に1度くらいの間隔で通院し眼圧を測っていき経過をみることになりました。
 
現在、眼圧は両目とも
7~8くらいと低め。
これはブドウ膜炎のせいかなとのこと。
 
今後、炎症がすすんだ場合、マイボーム腺がつまり(といってたはず)
眼圧が高くなり緑内障になる恐れもあるので定期的に検査していきます。
 
 
やはり進行性網膜萎縮になると
目がみえなくなった!!
だけでは終わらず白内障、ブドウ膜炎、緑内障となる可能性が多いのですね。
 
朝晩2種類の点眼は今後ずっと続く予定です。
これだけで落ち着いていられるならうれしいな。
 
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ちびちゃん(セプ)なう(笑)
すやすや半目
セプは目よりもかゆかゆでイライラしてます(笑)
食欲もあるしお散歩もたくさん歩きます(ゆっくりだけどね)♪
11歳11ヶ月のセプばーさん、元気元気です♪
 
 
 
■今回の病院代
初診料 1500円
眼検査 7000円
眼底検査 2000円
ヒアール0.1 1200円
ジクロード 2000円
消費税 685円
合計 14385円なり
 
病院は要予約。ウチは保険入ってないですが保険取り扱いあるみたいです。