わざと完成品を作らない、そんなプロがいるコトを知っていますか?

※手抜きや技術不足というわけではありませんよ。


モノはゼロから産み出され、
だんだんと作られていき、
完成します。

そして、月日が経ち、
壊れたり枯れたり古びていったり…
完成したあとは、下降の一途を辿るだけだ、というわけです。


そこで、『逆さ柱矢印という発想が生れました。

逆さ柱とは、建物の柱を1本だけ逆さまに立て
未完成な部分を残しておくことを言います。

『建物は完成と同時に崩壊が始まる』という伝承から、
わざと未完成の状態にすることで災いをさける意味合いを持っているのだといいます。


徒然草には、
『内裏造らるゝにも、必ず造りはてぬ所を殘す事なり』と、
『作る時も必ず1箇所は作り残しをする』とあるようです。

また、江戸時代には、
家を建てる時には『瓦3枚残す』といって、
棟に瓦を3枚置いておき、まだ工事中であり未完成であるように装ったといわれます。


住宅メーカーで逆さ柱っぽいコトでもやろうものなら、
クレームのひとつでもつきそうで怖いですけどね溜息