CB(コンクリートブロック)積について

既存のコンクリートブロックについて投稿します。

建替や、古屋を解体しての新築の計画で、注意しなくては

 

いけないのが、計画敷地内にある既存のCB積塀です。

 

隣地にある塀は、関係ないですが敷地内にある場合は

 

何段積みになっているか、高さの確認が必要です。

 

確認申請、確認済証取得して、着工、竣工に至り

 

最後、完了検査を受けます。その時にこの塀が建築基準法

 

に合致してないと、完了検査済証の取得が出来ません。

こんな感じで6段以上あると、地震で転倒すると事故につながる

 

観点から、過去に実際事故があったりもあるので、検査に引っかかります。

 

もし、既存でこの様な塀ある敷地に建築計画がある場合

 

撤去、塀のやり替え、基準に合うように、8段積んであるので

 

あれば、上2段をカットするなどの対応が必要になります。

 

道路側などは、新築と同時にやり替えたりしますが、

 

隣地との境界であんまり見た目に影響のない部分は、そのまま

 

既存のブロック利用する場合もあると思うので、何段積みか高さを

 

確認する必要があります。

 

建築基準法の規定が↓組積造のへい、補強コンクリートブロック造

条文何言ってるかよくわからないので参考で申請メモ↓

なんで6段積みかって言うと

 

ブロックの形状が

こんな感じなので、1段20㎝とすると、6段で1.2mになります。

 

申請メモの備考覧に、「芋目地としないこと」

 

タイルの目地割りの種類の説明

いも目地(通し目地)のことを言っていると思います。

 

過去、既存の補強コンクリートブッロクが、完了検査で指摘

 

を受けて、やり直し(積み直し)だと費用負担が大きいので

 

完了検査合格出来る様、控え壁追加して、後日写真提出で

 

完了検査済を取得したこともありました。

3.4m以内毎にこんな感じで控えを設置して、転倒防止措置

 

余談ですが、建築計画、参考プラン作成の補助的情報として

 

現地の写真なので、このコンクリートブッロクの1個の大きさを

 

把握しておけば敷地の高低差がどれくらいあるのか判断の基準に

 

使用出来たりします。

 

契約前の参考プラン作成で敷地と道路にどれくらい高低差があるのか

 

現地行って計測出来ない場合、Googleストリートビューを見て

かんな感じだった場合

4段くらい、ブロック積んであるようなので敷地と道路の高低差

 

80㎝くらいかなあと思います。

 

建築計画の参考になればと、思います。