Semisonic "Feeling Strangely Fine"
今日の一枚は、The Replacementsと同郷ミネアポリス出身のSemisonic
"Feeling Strangely Fine"で。
このアルバムからのシングルカット"Closing Time"が大ヒットしたこともあって、おそらく知ってる人も多いとは思います。が、このアルバムがヒットするまでは結構紆余曲折あったみたいで、前身バンドTrip Shakespeare の結成が86年ですから、ヒットした98年まで足掛け12年かかって桧舞台に立った格好になってます。
ミネアポリスの先輩バンドHusker Duやリプレイスメンツの影響はあまり受けていないようで、Elvis CostelloやTodd Rundgren等を好んで聴いていたようです。まぁ、Paul Westerbergの尊敬するAlex ChiltonもToddのカバーをするなど英国勢からの影響大の人のようなので、彼にも間接的影響はあるとは思いますが・・・(PaulはFaces好きですし)。1stアルバムの"Great Devide"もXTCの"Oranges & Lemons"をプロデュースしたPaul Foxを迎えて制作してます。2作目のこの作品を聴いた後に聴き比べると、1stは幾分内省的な音に聞こえます。
批評家の受けは良かったものの、あまり売れなかった前作の反省もあってか、故郷ミネアポリスで制作された2作目は、リラックスした雰囲気と風通しのいいメロディーが印象に残ります。元々の素養がそうさせたのか「あぁやっぱりアメリカのバンドやなぁ」と思わせる雰囲気が随所にあって、そこが聴いてて自然とThe Matsと通じるものを感じさせてくれます。
メロディアスな部分と大陸的な大らかさ、がそう思わせるのかも知れません。あまりブ厚過ぎないプロダクションや6・7・10・12曲目とアコギを活かした曲も多いので、"Closing Time"しか知らない人にこそ聴いて欲しいです。
3rdの"All About Chemistry"では、ギターバンド然としたスタイルから、少しポップサイドに踏み込みすぎているきらいがある気がするので、The Matsのファンに薦められるとすれば、このアルバムが一番じゃないかと。
このアルバムからのシングルカット"Closing Time"が大ヒットしたこともあって、おそらく知ってる人も多いとは思います。が、このアルバムがヒットするまでは結構紆余曲折あったみたいで、前身バンドTrip Shakespeare の結成が86年ですから、ヒットした98年まで足掛け12年かかって桧舞台に立った格好になってます。
ミネアポリスの先輩バンドHusker Duやリプレイスメンツの影響はあまり受けていないようで、Elvis CostelloやTodd Rundgren等を好んで聴いていたようです。まぁ、Paul Westerbergの尊敬するAlex ChiltonもToddのカバーをするなど英国勢からの影響大の人のようなので、彼にも間接的影響はあるとは思いますが・・・(PaulはFaces好きですし)。1stアルバムの"Great Devide"もXTCの"Oranges & Lemons"をプロデュースしたPaul Foxを迎えて制作してます。2作目のこの作品を聴いた後に聴き比べると、1stは幾分内省的な音に聞こえます。
批評家の受けは良かったものの、あまり売れなかった前作の反省もあってか、故郷ミネアポリスで制作された2作目は、リラックスした雰囲気と風通しのいいメロディーが印象に残ります。元々の素養がそうさせたのか「あぁやっぱりアメリカのバンドやなぁ」と思わせる雰囲気が随所にあって、そこが聴いてて自然とThe Matsと通じるものを感じさせてくれます。
メロディアスな部分と大陸的な大らかさ、がそう思わせるのかも知れません。あまりブ厚過ぎないプロダクションや6・7・10・12曲目とアコギを活かした曲も多いので、"Closing Time"しか知らない人にこそ聴いて欲しいです。
3rdの"All About Chemistry"では、ギターバンド然としたスタイルから、少しポップサイドに踏み込みすぎているきらいがある気がするので、The Matsのファンに薦められるとすれば、このアルバムが一番じゃないかと。
