3人娘の策略
まだ私が小学生1年生くらいの頃。
私たち姉妹は毎日、毎日下らないことをしては母に怒られていた。

そこで姉妹は無い知恵を振り絞って、怒られない方法を考えた。

初めにしてみたのは、怒られた瞬間に変顔をする。

これは最初のうちは意外と良く効いた。

姉妹の誰かが怒られた瞬間に全員がどすどす、わらわらと超特急で集まってきて、突然、変顔をしながら母の回りを奇声をあげながらかけまわるのだ。

娘が突然目の前で豚の顔まねと声まねをしたから、おかしくなったんじゃないかと思った。と、母は今言っている。

まあ、この方法は怒りの具合によって、更なる怒りや、とばっちりを食らうことも多々あった。


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~小言とBGM~
パターン1
「いつもいつも、どうしてお寝坊のっ!?おきなさーい!末っ子はもう起きて…えっ」
「ままー、床で末っ子は溶けるように眠ってるよ」
末っ子、起床して5分後にベッドにたどり着く前に撃沈。

パターン2
末っ子小学生のとき。
学校から帰ってきて、
「あ、ランドセルと外靴忘れた」
手ぶら、上靴。うそーん。
むしろ何をもって帰って来たんだろう。

パターン3
「何でいつも…云々」
ふんふん~♪
「だからそうなのよ…云々」
ふっふふんふん~♪
響くBGM
「ちょっとぱぱ聞いてるの!?みんなに言ってるのよっ!!」
びっくり顔の父。
小言から激怒に変わったのは言うまでもありません。


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~味噌汁の新しい使い方~

末の妹がまだ2、3歳の頃のある朝食のとき。

ご飯を食べていました。
いつもきゃーきゃー騒ぐ末っ子が静かに座って、どこかを眺めています。
視線を辿ると、私の味噌汁が。

食べたいのかと思い、母はスプーンを握らせ、末っ子自身のぬるい味噌汁を食べさせようとしました。
しかし末っ子はその手を振り払い、ぐずり、全力で抵抗。

好きにさせようと思った母と家族はしばらく様子見。

少しして、おもむろに食器(プラスチック製)を両手でわしづかみにする末っ子。

そして次の瞬間、食器を帽子のようにかぶったのです。

もちろん、
汁と具はだらだらと顔面を伝います。

衝撃的でした。


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後日談

だっちおーぶんでなんとかお料理が出来るようになって数年。

ある日父は家族に、俺の作ったパンを朝から食べさせてやろうっ!( ☆∀☆)
と、思い立った。

休日はいつも寝坊助の父が、朝(?)の3時に起床。
パンをこねこねしていた。

一方こちら母。
早朝、まだ暗いうちから、がさごそと外から音がする。
………熊っ!?
北海道の熊はヒグマだ。
これはヤバい。
「パパっ、熊だっ!!」

「なんか言ったかぁ~~?」
外から間の抜けた父の声………

この日から、朝に料理をつくるときには告知が義務づけられました。

まあ、私はこんな家族が大好きです。

ちゃんちゃん♪


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ぶっつけ本番でパン作りをはじめた父。

小麦粉を顔につけながらも、なんとか生地を作った。
が、しかし。
膨らまない。 

季節は秋。in北海道。ましてやキャンプ。
気温は10度ちょっとだったはず。

そこで父は思い出した。以前みたペンギンのドキュメンタリーを。

ボールに入れ、サランラップをかけた生地にいそいそと寝袋を巻き付け、子守り中のペンギンよろしく、それに抱きつき、昼寝モードに突入したのである。

うそーん。
母、娘、それに気付き爆笑。

そのかいあってか発酵が完了し、底が真っ黒だが美味しいパンが完成したのだった。

ちゃんちゃん♪

因みに写真は上達してから父が作ったブイヤベースです