2年前のブログをコピペします。
大嫌いなクソ夏、ゲロの8月がやってくるたび、最愛の弟が苦しんだ姿を思い出します。手を尽くせなかった愚かな自分に腹が立ちます。
じりじりと照りつける太陽は、自身の拠り所、心の太陽であったゴンとは全く別物で気力も体力も奪ってゆきます。
2年と10ヵ月が経った今でも、もうどうでもいいといった投げやりな気持ちが大いにあり、心臓が苦しいときなどはなおさらに生きているのが辛く思えるときがあります。
それでも、菜々ちゃんとの朝夕のお散歩は欠かせず、父の病院への送迎もあり、時に、あー、母とゴンが、まだ頑張らないかんと自分の背中を押してくれているのかなと、生きる意味を持たせてくれているのかなと思ったりもしています。
世の中はうまくいかないことが多く理不尽なことだらけ。
それでも今日を生きたくても生きられなかった人たちがいる中で、自分は生かされている。
惰性でもいい。
目的がなくてもいい。
キラキラした未来や生きがいなんかなくったっていい。
(そんなもんいらん)
ただ生きているだけでいい。
それでいい。
ゴン兄のゴンブログ、
これからも好きなように、何の気兼ねなく、誰にも遠慮することなく、自分の書きたいことを書いていこうと思っています。
にーちゃん、バカか。
クソだわけだわさ。
ちょうど1年前の今日、悪性の腫瘍だと告げられた後、抗がん剤治療と放射線治療を始めることを決意しました。
ゴンの患部が最もひどかった時期でもあり、そのときのゴン兄は絶望の底にありました。
放射線治療で患部が小さくなりほとんど元に戻った子もいるよと聞いたときは希望の光が見えました。
絶望と希望が日に何度も入れ替わりそのたびゴン兄の心を強くゆさぶりました。
ふらつきへたりこむゴン兄を両側から支えてくださったのはブログのみなさんです。みなさんのアドバイスにより進むべき道を見いだすことができました。多くのみなさんにご支援を賜り岐阜の大学病院に通うこともできました。それによってゴンの痛みは軽減、解消されました。最後のその日まで美味しく食べることができました。心より感謝を申し上げます。
それでもあと1年、あと半年、せめて年越しを一緒にできなかったかと今でも毎日のように考えています。
思えば、8月は検査を繰り返す中で最終的に悪性だとわかった絶望の月であり、9月は放射線治療に通い不細工を撃退できた希望の月だったのかもしれません。
とにかく、この世で一番大切な宝物を失いたくない一心でした。
暑くて、苦しくて、そしてとても怖い夏でした。
でもまだゴンは生きていた、ただ、それだけでしあわせなゴン兄でした。
昨年8月27日の自身のブログのコピペです。
本日、日曜日ではありましたが、ゴンを連れ、動物病院へ行ってまいりました。
実は先日、虎哲パパさんが是非参考にしてほしいとゴン兄に教えてくださった下記サイトを調べましたところ、今通っている病院に、日本獣医がん学会の認定医Ⅱ種取得者のT先生がおられることがわかったのです。
2023年5月現在で全国にたった424名しかおられない認定医のうちのひとりが、今通院している病院にいらしたことは奇跡でした。
それまで診てくださった先生はK先生、こちらの病院には医師だけでも10数名おられるのです。
以前、ゴンと待合室で待っているとき、カウンターに「医師の指名は当日の1時間前までにお申し出ください」という貼紙があったことを思い出しました。
そこで昨日、病院に電話をして確認をとったところ、明日日曜日の朝10時にご来院いただければ、T先生を指名することが可能です、とのことでしたので、なんとしてもT先生にお話を賜りたく、まいった次第です。
指名の多い人気の先生らしく、2時間ほどゴンと待ちました。
その間、ゴンは患部から出血、ポタポタと滴る血で待合室の床をかなり汚してしまいました。
柴ドリルならぬゴンドリルで、ゴン兄のズボンや靴にもゴンの血が飛び散りました。
ティッシュで、ゴンの口元を拭こうとしたところ、大声で鳴き叫びゴン兄の手に噛み付きにかかりました、よほど痛かったのだと思います。
まわりの飼い主さんとワンちゃんたち、みなドン引きでした。
ゴン兄はあらかじめ、先生にお訊きしたいことを箇条書きにして伺いました。
・パラディア(抗がん剤の一種)を試してみたい。
・患部だけを外科治療によって切除できないか。
・放射線治療とはどのようなものか、当院でできるのか。
などなど。
なかでも、切に先生に訴えたかったことは、
・体内への転移はもう致し方ない、とにかく、口の腫瘍だけをなんとかしてやりたい。
ということでした。
顔がだんだんといびつになってゆくゴンを見るにつけ、また、食べにくそうにしているゴンの様子に、もう、緩和治療も含めた対処療法で見守ろう、というそれまでの考えを一度あらためようという気持ちになったからです。
もしまだできることがあるのならしてあげたい、それでもし効果が得られないのなら仕方がない、と。
果たしてT先生は、あまり大きな期待はできないかもしれないが、明日月曜日から、早速パラディアを始めましょう、と言ってくださいました。
癌が増殖をする際、血管が伸びてゆくのをブロックするお薬なのだそうです。
パラディアは以前こちらのK先生が、メラノーマのお薬としてパラディアがあるということを教えてくださいまして、それからいろいろとネットで調べ、腫瘍が小さくなったという記事を読んでおりました。
ただし、やはり副作用はあり、下痢、嘔吐などを注意深く観察してくださいと言われました。
特に、食欲減退には注意を払い、いつもの全量の半分しか食べなくなったら、もうそこでお薬をストップしてくださいと警告されました。
もしゴンに強い副作用がみられないときには、抗がん剤治療は生涯続きます。
その抗がん剤による体への影響を確認するため、定期的な血液検査も必要となります。
患部の上っ面だけを取り除く外科的処置には意味がなく、やはり根本的な、おおがかなりな手術しかないとのことでした。
放射線治療は、岐阜大学に週1回通い、それを4週から6週行うというものでした。
この放射線治療により、約7割のワンちゃんの患部が改善され、中には全くもとの状態に戻った子もいるとのことです。
ふたつ返事で紹介状を書いてくださいとお願いしたのは、そのお話から強い希望が生まれたことももちろんありましたが、なにより、まずはお口まわりをできるだけ楽にしてあげて、最期まで食べる楽しみを残してあげて、そのかわりに、内臓に転移した癌によって命を全うする、そこは致し方ないと、そこさえご承諾いただけるのなら、放射線治療をする価値はありますね、と、ゴン兄が望み願っていたことと同じことを先生が口にしてくださったからです。
体内の腫瘍と違い、ゴンの腫瘍は口唇にあるため、放射線の照射が直接、かつ的確に行え、それなりの効果も期待できるようです。
さらにはリンパ節に転移していることも現時点でわかっているため、そこも同時に照射することになるでしょう、とのこと。
明日、ゴンのデータを岐阜大学に送っていただけます。
早ければ9月にも放射線治療が始まるものと思われます。
この放射線治療は、4-6週ワンクールをワンちゃんのワン生で、ただ1回(ワン)のみ行うもので、2回目はないそうです。
この治療にゴンの患部改善の望みを託してみようと思います。
引き続きみなさんには、どうか何卒応援を賜りたく、よろしくお願いを致します。
長文をお読みくださり、ありがとうございました。
虎哲パパさん、心より感謝を申し上げます。



