昨日のお昼に何を食べたのか思い出せないのに、それが旅行だったりお出かけだったり何か特別なイベントだとかなり昔でもその時々の出来事を鮮明に覚えていたりするから不思議です。
今から12年ほど前、まだ母が存命だった頃、両親ゴンと伯母(母の姉)の家に遊びに行きました。
伯母に頼まれゴンと一緒に近くのコインランドリーにたまった洗濯物を持ち込みました。
かなりの雪が降っていましたので、1月か2月だったと思います。
洗濯と乾燥には小一時間かかるためゴンには車で待っていてもらい、すぐ隣にあった百均のセリアを覗きました。
その時に購入したティースプーン5本(1本100円、内1本紛失)です。
1番左は別の日に購入した大きいスプーンです。
持ち手の幅が均一でこのデザインが気に入りその後買い足そうとしたときには、もう店頭からはなくなっていました。なので同じものは二度と手に入りません。
雪が小やみになったタイミングでゴンと少しだけ歩きました。
そういえば、
街灯に「キネマ通り」と書かれていたことをつい先ほど思い出し、ネットで調べたところ昔そこには映画館があったことがわかりました。
画像ネットからお借りします。
母が旅立った後、父を麻雀の友人宅に送りゴンと一年中お遍路をしておりましたので、冬の寒い時期、吹雪の中をお寺巡りしたことも何度かありました。
震えながら車内に戻るとそこにはいつもゴンが笑って待っていてくれ、暖房を効かせるとまたたくまに暖かくなり、車の中はいつも天国だねとゴンに伝えていたことを懐かしく思い出します。
ゴン兄の人生で一番しあわせだった時代です。
このティースプーンを使う度に今も雪とコインランドリーとゴンを思い出します。
父が透析に行く日の朝、このスプーンでインスタントコーヒーとお湯をかき混ぜます。
おとっちゃんと菜々ちゃんを守ってやってくれよな、そしてまたあのコインランドリーににーちゃんと一緒に行こうぜ、雪の中歩こな、と伝えています。







