はやいもので、本日28回目のゴンの月命日を迎えました。

ゴンは最期の10日ほどはかなり体力が落ち、散歩の帰り道、動かなくなってしまうことも度々ありました。そんな時はゴンを抱えて自宅まで戻りました。16キロのゴンを抱えて歩くのは楽ではありませんでした。かなりしんどかったです。

きっとあのとき、ゴンはいくつかのメッセージを自分に残そうとしていたのだと思います。

にーちゃん、

おいらの体重、忘れんな。

おいらの感触、忘れんな。

おいらの匂い、忘れんな。

おいらとの時間、忘れんなよ。

ゴンよ。

にーちゃんは忘れない。

忘れないどころか、一日たりとも、一秒だってゴンのことが頭から離れたことはないんだ。

にーちゃんな、もしおとっちゃんと菜々ちゃんがいなかったら、すぐにでもゴンに会いにゆきたい。

ゴンがこの世にもういないからさ、にーちゃん、もう大抵のことはどうでもよくなっているんだわ。

本当にどうでもいいんだわ。

でもな、それじゃあ、おとっちゃんと菜々ちゃんがかわいそうだろ。

おとっちゃんが辛い思いをせんでえーように、菜々ちゃんが怖い思いをせんでえーように、にーちゃんがついとってやらなあかんからな。

だからゴン、にーちゃん、まーちーとがんばるわ。

がんばる。

約束する。

その代わり…

にーちゃんが最期を迎えるとき、そのときはゴンが迎えにきてくれよ。

にーちゃん、ゴン以外のお迎えでは逝かんからな。

おとっちゃんでも、おっかちゃんでもない、ゴンが迎えにくるんだぞ、きっとだぞ。


もう二度とゴンに会えないという絶望は時に重く辛くのしかかるけれど、最期のその瞬間、ゴンに会えるんだといった妄想はゴン兄のささやかな希望となっています。

そして最愛の弟ゴンは、にーちゃんのそんな願いをきっと叶えてくれるだろうと信じています。