白柴チョビくんが過日、7回忌をお迎えになられました。
合掌🙏
チョビくんがまだご存命の折、チョビくんの穏やかな日々を祈り、色紙中央にチョビくんのイラストを描き(星印はトレードマークであった水色の星柄のオムツ)その周りを埋めるように、鶴と亀のお寺、長寿寺や延命寺といった名前のお寺、そして、第1番と第88番結願のお寺の計6つのお寺をゴンと巡り御朱印をいただいておりました。
この事はブログに初めて書かせていただくのですが、2018年の6月1日、最後のお寺に向かう途中、名古屋市緑区の大汐田の交差点だったと思います、赤信号で停車しておりましたら、すぐ左手に大きな黒塗りの霊柩車がすっと止まりました。ゴンがその霊柩車を窓越しに覗き、その後運転席のゴン兄に向き直り目を閉じたのです。
帰宅しパパさんブログを拝見すると、長い長い闘病生活を終え本日チョビ静かに息を引き取りました、とありました。
きっとあの時チョビくんは旅立ったのだと思います。それをゴンは感じたのだと思います。ゴンはチョビくんのためにゴン兄とお寺をめぐっていることもわかっていたのだと思います。そしてチョビくんもまた、僕のためにありがとうと我々にお別れを言いに来てくれたのだと思います。
チョビくん、いっぱいいっぱい頑張ったね、えらかったね、ゴンとゴン兄、きみのために色紙を作ったけど、お届けできなかったな、間に合わんかったよ、と涙しました。
こちらの色紙はその後パパさんにお会いする機会があり直接お手渡しいたしました。
当時始めたばかりの色鉛筆で、チョビくんの絵も描かせていただきました。
オレンジ色の紫陽花は、後日デジタル処理を施したもので、パパさんにお渡しした原画は背景が白地のままとなっております。
ゴン兄、チョビくんのこの振り向いたお顔が大好きなのですが
当時、まだ描き始めたばかりにしては、なかなかうまく描けた肉球が特に気に入っています。
ゴンの肉球はいつも焼きたての鯛焼きのようなにおいがしました。
チョビくんはどんなにおいがしていたのかな。
この絵をパパさんは今もチョビくんの「彩壇」に飾ってくださっています。
チョビくんは1年以上寝たきりになり、パパママの介護をずっと受けておられました。
ゴンは寝たきりになることもなく、旅立つ前の日まで散歩も食事もできました。
どちらがしあわせなのかな、しあわせだったのかな、チョビくんにとって、ゴンにとって、そして飼い主にとって。
ゴン兄、ずっとそれを考えています。
あるいはチョビくんもゴンもしあわせだったのかな。
答えの見つからないゴン兄です。