ひとつ前のブログで、久々に知多四国霊場をお遍路してきたことを書きましたが、自分で描いたゴンの大きな色鉛筆画を助手席に乗せて走っている間、ずっと考えていたことがあります。
いつかゴンに会いたいと思っているだけではダメだ。アクションを起こさなくては。運転するゴン兄の左頬に触れる程の位置にいつもあったゴンの笑顔。その記憶がまだ鮮やかなうちにゴンを再現しよう。再現できるのはこの世に自分しかいない。ぬいぐるみ❓木彫り❓ゴン兄、そこまでの技術はありません。よく器用な人間に思われることがありますが実際には不器用、それは手先が不器用というだけではなく、生き方そのものが不器用で、不細工な人生なのであります。でもそれをやってみたい、やり遂げたい。不器用なりに不細工なりに形にしたい、してみたい。段ボールとか厚紙を使ってできるのではないか。できそうではないか。できたら忠実に再現をしたい。笑っている顔が良いかと最初は思いましたがそうではなく、まっすぐに前を見つめている真顔のゴンのほうがよいかな。
ハンドルを握りながらそんなことを考えていました。
来たる夏、前年よりもさらにまた暑さを更新する模様。日中は菜々ちゃんとクーラーの効いた部屋で「そのようなもの」を作ってみたい、そして爽やかな秋風が吹く頃に助手席に出来上がった「ゴン」を乗せ知多遍路にお出かけできたらと、そう心に決めたゴン兄です。