M・ナイト・シャマラン監督の映画「サイン」ゴン兄の好きなホラー映画です。
主演はメル・ギブソン、奥さんが不慮の事故死を遂げたことから神を信じられなくなり神父をやめた彼のまわりで不可解な出来事が起きます。
ゴン兄、全編を通してこの映画の雰囲気が好きなのですが、特に弟役のホアキン・フェニックスがクローゼットの中で不気味なニュース番組に釘付けになるシーンが好きです。
アメリカの片田舎の町のカフェで彼が小学生の甥姪とお茶する場面もゴン兄の約20年前とかぶり感情移入できるんですよ。
その姪っ子の女の子が家の中で不思議な行動をとります。それがこの映画のタイトルにもなっている「サイン」なんですが。
ゴン兄、母との別離ののち、月や風、目の前に現れる昆虫たちを母からのメッセージと捉え、母が何が言いたいのかを読み解いてきました。そしてその都度、心で返事をしてきました。
菜々ちゃんの右の口唇が赤みをおび現在通院投薬中。そこはゴンが昨夏病んで苦しんだ全く同じ場所でもあります。
ゴンは何を言わんとしているのか。
菜々ちゃんも何か言いたいことがあるのか。
にーちゃんの気持ち、おいらではなく、もっと菜々に向けてやってほしい。
あたいを見てよ、にーちゃん。
たまたまの偶然か、
あるいは「サイン」か、
サインならアホのゴン兄、アホなりに読み解きたいと思います。
少々難解ではありますが。
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