みなさん、昨日はゴンと一緒に知多半島へお出かけくださいまして、ありがとうございました。
おつかれではありませんか。
引き続き、本日最終日、ラッキーくん添乗の名古屋旅におでかけくださいね。
ねーさんのブログはこちら。
昨日のコースの最後に立ち寄った、大井五寺ですが、場所的には知多半島のほぼ南端に位置する大井という小さな港町にあります。
お大師さまが知多半島に初めて上陸されたという伝説の場所にほど近く、風光明媚な山と海と町の風景にゴン兄、訪れる度に癒されておりました。
地図の一番右にある出島のような場所が弘法大師初上陸地点です。
海の中にお大師さまの銅像が立っております。
本日のワンコちゃんの色鉛筆画は、この大井五寺のひとつ、宝乗院さんの看板ワンコ、ナナちゃんです。
こちらの奥様が、ゴン兄をいつも温かく迎えてくださり、今まで母のことにもねぎらいの言葉をたくさんかけていただきました。
ナナちゃんは、奥様がご朱印をくださるときだけに、ご納経所に現れます。
ご住職のときには決して現れません。
そのあたりはわきまえているようです。
ナナちゃんはなんという犬種なのかな。
聞いたけど忘れてしまいました。
今から3年ほど前に、そのナナちゃんをゴン兄、色鉛筆で描き奥様にお渡ししました。
こちらの絵は現在、宝乗院のご納経所に飾ってくださっています。
お遍路さんたちが、よく似ている、上手に描けている、と褒めてくださいますよ、と奥様。
お世辞でも嬉しいです。
奥様は末期がんと診断されてから久しく、寛解を維持されておられます。
それも隣の医王寺のお薬師さまのおかげだとおっしゃいます。
ナナちゃんが存命の間、奥様もどうかお元気で。
そう祈らずにはいられません。
ゴンが旅立ってから、まだ知多四国遍路には行けていないゴン兄。
次の月命日にはゴンの遺影を携え知多半島に行ってみようかな。
知多半島はどこもかしこもゴンとの思い出だらけで、そんな思い出の地を果たして助手席からっぽのまま訪ねられるのか、その勇気がいまだ湧かないゴン兄ですが。
海と。
潮風と。
青空と。
トンビの鳴き声と。
お寺の入口にはためく幟と。
そこにゴンがいないことを思うと熱いものが込み上げますが、お大師さまとの同行二人ではなく、ゴンも一緒の同行三人を胸に、いつの日にか晴れやかな気持ちでお邪魔でき、それらの景色を穏やかな気持ちで見つめられる日が必ずやってくることを信じて、前に進みたいと思っています。
ゴン、おっかちゃんをまたここに連れてきてやろう。
おっかちゃんの生まれ故郷の島をまた見せてやろう。