ゴン兄です。
かねてより皆様にご心配をお掛けしている、自身の心臓病ですが、
昨日のハートセンターにおけるカテーテル検査によって、
病状がより明らかになり、
今後の治療方針がほぼ決まりましたのでご報告を申し上げます。
なお、列記する内容が、主治医からの説明と若干違う点があるかもしれません。
正確ではないかもしれませんが、悪しからずご了承下さい。
なにせメモをとっても追いつきませんでしたので。
検査によって、心臓をとりまく冠動脈のうち、
主なる左側の動脈の一箇所に50-75%の詰まりが確認できました。
動脈硬化によるものです。
血管内部に溜まってしまった脂が、何かの機会に破れ、そこに血小板が集まり血栓をつくる、
いわゆる、心筋梗塞を起こす可能性が高いのが、この50-75%の状態の狭窄なのだそうです。
逆に90%での詰まりの方が、血栓が起きにくい、心筋梗塞になりにくい、
これは、今までのデータの分析により明らかなのだそうです。
ここにステント(ミクロの金網でできたトンネル)を入れ血流を良くする方法が考えられましたが、
あいにく、ゴン兄はアスピリンアレルギーがあるため、断念せざるをえませんでした。
以前ブァファリンを飲んで、二度、痒みと喘息を引き起こしています。
ステントを入れると、生涯にわたって、バイアスピリンという、アスピリン系のお薬を飲み続けなければならないのです。
これ以上、狭窄が大きくならないように、まずは食生活を改善していきましょうということになりました。
お料理にはなるべく油を使わないように。
どうしても油が必要なときには、ごま油やオリーブ油などを使って下さいとの指示がありました。
しかし、食事でコレステロール値を下げることはあまり期待できないので、食事改善と併せておクスリ(※1)を使いましょう、ということになりました。
期待値の全体を10と考えるなら、食事による改善は2、薬による改善は8だそうです。
青魚に多く含まれるEPAを含有するサプリメントなどが多く出回っていますが、病院で処方してもらえる医薬品はその含有量が約2倍なのだそうです。
アメリカでは近年、国策として、心臓病患者にコレステロール値を下げるおクスリを投与することによって、心筋梗塞による死者をおよそ1/3にまで減らすことに成功したそうです。
バイパス手術によって、狭窄した患部を直接さわらずルートを先端へと確保する方法もありましたが、現時点ではまだそこまでする必要はないでしょう、とのことでした。
問題は、もう一箇所の90%狭窄している、細い枝血管のほうだと言われました。
カテーテル検査によって、この先に十分な血液と酸素が送られていないことが判明しました。
今までの不整脈は、この部分がいたずらしているのではないか、との医師の見立てです。
そこで、酸素が十分に必要でなくても心臓が動けるまで、許容範囲内で心臓の働きを下げるおクスリ(※2)を服用することになりました。
それはつまり交感神経の働きを抑制するクスリでもあるそうです。
まずはこれを服用し、不整脈が減るかどうかを調べましょう、とのことです。
こちらの枝の血管は細いため、ステントが入りません、
またステントを入れたとしても、太い主なる冠動脈がすぐ上で枝分かれしているため、そちらに血液が流れていってしまう、
バルーン(風船で血管を膨らませる処置)は、血管が破れてしまうリスクが大きいため、お勧めできない、とのことでした。
いずれのクスリも今朝から飲みはじめました。
今のところ、副作用は認められません。
さて、ここからが、ゴン兄にとって一番大切な押さえておかなければならないところでしょう。
医師いわく、コレステロール値の値が高すぎる、と。
善玉コレステロール値が低いわりに、悪玉コレステロール値が高すぎる、それにクレアチニンの数値も良くない、つまりは腎臓の機能が低下しているとのこと、ゆえにコレステロール値を下げるクスリを服用してもらうのですが、もっと運動をして下さい!と言われました。
え?
先生、心臓が悪いのに運動ですか?
そうです、できれば有酸素運動を。
犬と毎朝夕歩いていますが…。
もっと歩いて下さい!
いいんですか…?
大丈夫です!
歩きましょう!
運動しましょう!
ここで、ゴン兄、医師の説明と、人体の神秘に目からウロコ。
有酸素運動を続けることによって、
狭窄によって塞がれた血管の先に、別の血管から毛細血管が延び、
血管同士のネットワークが築き上げられるケースがあります。
心臓ってすごいんですよ。
人体ってすごいんですよ。
そういう力を心臓、人体は秘めています。
主になる冠動脈の何本かが100%詰まってしまっていても、
そのネットワークによって今も元気に過ごしておられる方がいらっしゃいます。
有酸素運動はそれほどに身体に、心臓に良いのです。
ええええーーーっ!
ほんとに?
すごいですね。
心臓を悪くしてしまった。
だから、ゴンとたくさん歩けなくなるのでは。
それは逆でした。
もちろん不整脈が出たときには止めて下さい、と。
この際なので、いろいろと質問してみました。
そういえば先生、かつてゴンとの散歩時に不整脈が出たことはありませんが、
じっとしている時に限って、脈が飛ぶのですが…
いえ、そんなことはありません、
それはきっとあなたが、ただ散歩時に不整脈に気づいておられないだけでしょう。
震度1の地震、じっとしているときにはわかりますが、歩いたり走ったりしているときには震度3だってわからないでしょう、それと同じです。
あ、あと、先日一週間貸していただいた、携帯型の心電図計ですが、自費で購入しようと思っているのですが、
あまり意味はないでしょう、もったいないからやめておいた方がいいですよ。
実は不整脈の原因は何十通りもあって、心電図だけでは原因を解明できないのが正直なところなのです。
ステントを入れてしまわれたあとで、患者さんがアスピリンアレルギーになったらどうするのですか。
バイアスピリンの服用を止めます。
他のおクスリで対応することもありますが、まだデータがなく、未知の部分です。
そのため、ステントを入れる前には必ず2週間のアレルギーテストを患者さんにお願いしています。
さいごに、
カテーテル検査はとても高額ですが(ゴン兄の場合、昨日だけで69.000円支払い)保険の適応はありますか。
おっしゃっているのは、生命保険のことですか?
これは手術ではなく、あくまでも検査ですから、特に高度医療特約の、しかもカテーテール検査が入っているという契約でないかぎり…さて、どうでしょう。
いや、そんなん入ってないわ、ゴン兄・汗
いろいろとありがとうございました。
今後はこの度ご担当いただいた医師のもとに通うことになります。
念のため、あらためてアスピリンのアレルギーテストもすることになりました。
皆様の元気玉、はげまし、コメント、エールにより、
ゴン兄は、最悪の事態を避けられました。
まだ生きていていいよ、という、
神様からのお許しをいただきました。
母の加護も強く感じています。
父とゴンとの毎日の生活を大切にしつつ、
まずは自身の健康を一番に考え、
一歩一歩、前に進みます。
ありがとうございました。
今朝から服用しているクスリです。
いずれもジェネリックへの変更が可能です。
エパデールS900 ※1
:血液が固まるのを抑え、血液の流れを改善したり、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす薬です。
血液を固まらせる血小板の働きを抑制したり、コレステロールや中性脂肪の吸収や合成を抑え、排泄を促します。
発疹、かゆみ、貧血、気持ちが悪い、腹部不快感、下痢、腹痛、胸やけ、食欲がない、皮膚に赤や紫の斑点やあざ、鼻血、頭痛、めまい、ほてり、動悸、せき、臨床検査値異常等が現れることがあります。
メインテート錠 ※2
血圧を下げる、狭心症や不整脈を改善する、心臓の負担を減らす薬です。
心臓の興奮を高める交感神経の働きを抑え、心臓の働きを穏やかにして負担を減らしたり、心筋の異常な収縮を抑えて脈の乱れを整えます。
めまい、体がだるい、脈が遅い、息苦しい、頭痛、疲れやすい、ふらつき、立ちくらみ、脱力感、むくみ、気持ちが悪い、吐く、低血圧、動悸、臨床検査値異常等が現れることがあります。



