ゴン兄です。

ゆうべ、午後10時半頃、寝る前にゴンを庭に出し、ちっちしておいで、と。
するとゴンは、家の裏手で必ずおしっこをするのです。
大体5分ほどで戻ってきます。
ところが夕べはちっとも帰ってこない。
探しにゆくも見当たらない、どにへ行ったのか。
…。

すると、裏手から、フーーーッ、フーーーッという、何かが唸る声が聞こえてきました。

ゴンではない何かが唸る声。

あっ!

猫だ!

ゴンはうちの庭に入り込んだ猫ちゃんを追っかけることがありまして。
先々代のシェリーはそれで目のすぐ上をひっかかれ大怪我をしたことがありました。

父が、危うく目をやられるところだったぞ、猫をぼってかん!(追いかけてはダメ)と、シェリーの血を拭いつつ手当てをしながら言っていたことを思い出しました。

ゴンをつかまえねば。

懐中電灯であたりを照らしつつ、その場に近寄ってみると、
裏手の塀の上にいたのは、
なんと、

猫なんかじゃなかったのです。
塀の上に1匹、

そしてその子が見上げる2階のベランダにもう1匹、

その2階から威嚇しているのは…

懐中電灯で照らしてみてやっとわかりました。

 


それはハクビシンだったのです。
大きさは大型の猫くらいでしょうか。

2階のはもっと大きい…2匹は親子か夫婦か?

一体どこから来たのか。

懐中電灯でベランダをもう一度照らすと、今度は猿が泣き叫ぶような大きな声でギャアと鳴き叫び強く威嚇しました。
ゴンは興奮して塀に前足を掛け、塀の上にいるちっちゃいほうのハクビシンに何か呼びかけています。

そっちの子はおとなしい。
いかん!

とっさに屈んで手を伸ばし、ゴンの首輪を確保、強く引き寄せ抱き上げました。
そしてそのまま玄関内へ。

まじかで見る初めての動物。

ドキドキ。
でもそれがハクビシンとわかったのは、鼻の中央が白かったから、前に何かの番組で見たかも。
ゴンはしばらく部屋の中を行ったりきたり、かなりの興奮状態でしたが、しばらくしたらあきらめたのか、いつもの定位置で眠りに就きました。

翌朝、もう2匹のハクビシンはどこにもいませんでした。

最近では民家の屋根裏に居ついてしまって、害獣とされるハクビシン。
駆除してくれる業者さんもいるそうです。
すぐ裏手に山や森があるような田舎ならともかく、こんな町中で、どこから来て、どへ行ったのか。
住む場所なんかないだろうに、食べるものもないだろうに、交通事故に遭わなければよいが…

そんな彼らを、ちょっとかわいそうだなあ、と思ったゴン兄でした。

 

駆除業者さんのホームページよりお写真拝借しました。