ゴン兄です。
昨日は父を友人宅に送る途中、ちょっとした喧嘩になりました。
というのも、父の麻雀仲間、わがままな人が多いのです。
まあ大体、ジジイはわがままだわな、うちの父を筆頭に。
今週はなし、集まらない、と先週の時点で連絡があった。
ところが、10時半すぎに電話があり、いきなり
「今、どこにいる?もうこちらは集まってるよ」と。
はあ?
父、「じやあ、今から行くわ」
片道1時間の道のり。
「あんたに悪いで、今日のところは自分で運転してくわ」
「やめてくれ」
いつも帰りはその友人宅玄関からクルマまでのほんの数十歩が歩けない。
足が痛くて。
足がつったというので、クルマにいつも乗っけている父用の車椅子で迎えに行くことも。
「帰り、どうすんの、よう歩けん人に、何がクルマの運転ができる」
「大丈夫だわ!」
何が、どう大丈夫なのか?
「いいわ、事故って死んだらお母さんとこ行くだけだし」と父。
「はあ?たわけたこと言っとんな!
自分は死んでもいいけど、誰かを巻き添えにしたらどうする!
それに第一、お母さんと同じ場所に行けると思ったら大間違いだわ」
↑いつもこれを言ってます、繰り返し。
父は若い時分から、家庭をかえりみず、早朝野球と麻雀に明け暮れる日々。
近所では、ゴン兄さんちは母子家庭、で通っていた。
それほどまでに日曜日に父は不在。
近所の子供たちは親子でキャッチボールをしていても、うちのそんな姿は見たことがない、と。
よく母がカンシャクを起こしておりました。
「今日はわたしは熱があるんだで、頼むから遊びに行かんでよ」
母がそう頼んでも、遊びに行っちゃう、ヤクザな父でした。
で、父をクルマで送る途中の話に戻ります。
「お母さんが怒っとるわ」と言えば
「いいよ、いいよ、お父さん、好きなだけやりなさい、って言っとるわ」と返してくる。
で、車内で喧嘩。
ゴンは助手席で丸くなって眠っている。
犬も喰わぬ、親子喧嘩。
おまけにこのジジイども、誰か一人が負けてくると、負けてるそいつがもう止める、帰る言い出す。
ゴンとお寺を巡っている最中に電話がかかってくる。
「今どこにいる?もう終わったけど」
「はあ?!5時に迎えに来てくれって言ったぢゃんか、今まだ3時ですけど」
「待ってるね」ガチャン。
で、戻る。
知多半島から1時間かけて、友人宅に戻る。
おまけに、父を拾った帰りのクルマの中で
「今日は負けた、あんたが気持ちよく送り出してくれんからだ」とほざく。
はあ?
わがままなジイさんだ。
よ~く考えてみた。
父を含め、その面々、全て嫁さんに先立たれている。
いわば「ひとりやもめ」ばかり。
でもそんなの良い言い方。
ゴン兄に言わせれば、皆「嫁さん殺し」
ジジイのわがままは嫁をも殺す。
ところで父には男兄弟が4人。
みんな父に似てわがまま。
叔母さんたちは皆まだ健在。
でも法要とかに集まるとグチがこぼれる。
ゴン兄には話しやすいのか、その叔母たちが話かけてくる。
「◎◎くん、もう大変、おばさんね、おじさんのわがままにもうくたくただよ」
だからすかさず返している。
「おばさん、もうちょっとのガマン、辛抱しやあ、ね、
もうちょっとしたら、うちのお母さんみたいにおじさんに殺されるから、そしたら楽になるよ」ってね。
先に逝ったモン勝ち。
残されて寂しい思いしても、後悔しても、仕方ない、そう思う。
「死んだらやめたる」が父の口癖。
「なんでやめなかん」も父の口癖。
「ボケ防止のための麻雀だ、お父さんがお母さんみたいになったら、困るのはあんただよ」
…。
皆さん、どう思いますか?
ぷるぷるぷる。
たちゅけてくだしゃい。
知らんわ!
