おはようございます。
ゴン兄です。
9月1日に書かせていただきましたものを、本日再投稿させていただきます。
9月1日は始業式でしたが、土曜日、日曜日をはさみ、本日が実質新学期のスタートです。
3日前にアップする際に、またアップしたあとも、いろいろと悩みました。
1日夕方に別のブログを書き込んだりして、一旦は自分を誤魔化そうともしました。
でもやはり、生きてほしい、選択枝はまだある、判断を誤らないでほしいとの気持ちから

本日、全く同じ内容ですが、再投稿させていただきます。
既にお読みになられた方は、またお読みになりたくない方は、どうかスルーして下さい。

 

 

さて、本日9月1日は統計的に見て、18歳以下の子供たちの自殺が最も多い日との事です。

今日という日は、そんな悲しい日でもあるのですね。


実はゴン兄の身近にも自殺で息子さんを亡くされた同僚がおります。
既に十数年が経過しておりますが、当時の彼らの苦しみようは見るに耐えませんでした。
お通夜には大勢の人が詰め掛けておりました。

職場でも特に仲良くさせていただいておりましたので、本来なら絶望の淵にいる同僚に何か温かい声でも掛けてあげるべきだったのでしょうが、その本人に直接会うこともせず、

ごった返す受付のあたりから合掌だけをして帰途についてしまいました。
なんと声を掛けたらよいのかわからなく、同僚に会うのがとても怖かったのです。

何故声を掛けてあげなかったの?

帰宅し報告すると母にそう叱られたのを今でも覚えています。

 


当時、アメリカへの単独旅行にハマっていたゴン兄は、葬儀のひと月ほど前にその同僚と酒を汲み交わしました。
その席で、次回もしアメリカに行くようなことがあるなら息子を一緒に連れて行ってほしいと頼まれました。
息子さんは大学生でした。
ほんのささいなことでくよくよと悩む性格で困っている、社会に出たらより厳しい現実に今以上に苦しむことになる、もっと強くなってほしい、同僚は常に息子さんを叱咤激励していました。

でも個人での海外旅行は楽しい反面、危険もつきまとう、独り身ならともかく、誰か連れがいれば気を遣うことになる、ましてや他人の、しかも大切な子息を預かるなんてとても出来ないそう断りました。
通夜の帰りに、土砂降りの駅のホームに立ちぼんやりと考えました。
もし彼に、アメリカの雄大な大自然の景観を見せてあげられていたなら、
世界にはこんな風景もあるのだと、連れてゆき、自分がそうだったように感動してもらえたなら自身の悩んでいることがどれだけちっぽけなことかと気づかせてやれたなら、

彼はまだこの世にいただろうか、と。
その後一週間もしないうちに、同僚は職場復帰を果たしました。

自宅にいていろいろと考えていると気が変になりそうだ、仕事をして気を紛らせていたほうがまだマシ、楽だと早々に出社したのです。

強いなあ、と思いました。
でも強くも弱くもない。
そうするより他に仕方なかったのでしょう。
夫婦での近隣へのお遍路がもう十数回に及んだことを、つい最近知らされました。

 


 

あなたが生まれたとき、ご両親はどんな思いであなたを抱きしめたことでしょう。
あなたを見つめ、キスし、頬ずりし、あなたの無邪気な笑顔にどれだけ喜ばれたことでしょう。
あなたが泣くたびにおろおろし、あなたが癇癪をおこすたびにとまどい、悲しみ、苦しみつつ、
あなたの成長にどれほど心ときめかせたことでしょう。
あなたの人生に、明日に、将来にどれほどの夢を託されたことでしょう。

あなたはご両親にとっての希望、未来、命、すべて、そう言い切れる存在なのでは。

あなたの代わりになれる人はいません。

あなたはこの世でたったひとり、掛け替えのない、大切な命。

あなたは、あなただけ。

 

あの世に天国も地獄もありません。
天国と地獄はこの世にあります。
あなたが自ら命を絶ったその日から、ご両親の地獄が始まります。
その地獄は死ぬまで続きます。
そんな思いをするために、ご両親はあなたを生んだのでしょうか。

いいえ、違います。

 

 

あなたの命以上に大切な学校や勉強なんて、この世のどこにもありません。
あなたの命以上に大切な職場や仕事なんて、この世のどこにもありません。
今のあなたにとって、生き続けることは地獄かもしれません。
でもその地獄は死ぬまで続く地獄ではありません。

辛いなら、苦しいなら、学校に行かなくていいのです。

職場に行かなくていいのです。
誰が何を言おうと、どう考えようと、誰にどう見られようと関係ありません。

あなた自身の命を守って下さい。
正しい判断ができない自分に時間を与えてあげて下さい。

どうか、もう一度だけ、考え直して下さい。
踏みとどまって下さい。

空を見上げて下さい。

この空は天国には続いていません。
この空は、あなたがまだ見ぬ地へと続く空です。
いつの日か、あなたを理解し寄り添ってくれる人が見上げている空です。

 

本日の中日新聞より。