ゴンです。

今日は小寒いですね。
昨日はあったかポカポカ、お出かけ日和でした。

親戚のおじちゃんが入院してる南知多の野間の病院へお見舞いに行ってきました。
野間は知多半島のずっと南、かなり先端に近い町で、灯台が有名です。
おとっちゃんが昔から、(というか、このあたりの大人たちがかなりの割合で)

「お父さんはとうだい(東大?)を出てる。野間の灯台だけどね」

って、いう笑えないジョークで有名な、野間の灯台です。

まずは名古屋から知多自動車道に乗り南下します。
途中、美浜(みはま)パーキングエリアで休憩。

知多半島は温暖な気候で、ここ美浜は美味しいみかんで有名です。

現在地は美浜パーキングエリア、次の美浜インターで下り野間を目指します。


その前においらのお散歩タイム。

あっ、あれは何だ?

ドッグ…ラン、って何?

おいらたちに無料で解放されてるお散歩場なんだね。

おいらはこちら、「中大型犬専用スペース」ですな。

で、ここで何すればいい?

おしっこして…

土をけりけり…

で、匂いをクンクン…

クンクン…て、にいちゃんいわく「なんだ、走らないの?つまらなそうだね…」

ブログのワンちゃんたちみたく走らないおいら…。

早々に切り上げました。
実はドッグランはこれで犬生2回目。
初めてのときもこんな感じ。
今回も先回も他のワンちゃんがいなかったせいか、おいらがもてあまし気味だとはにいちゃん。やっぱり一匹だけじゃつまんないか…って。

平日のため、静かなパーキングエリアです。

さて、美浜インターチェンジで下り、病院へお見舞いの前に、今日最初のお寺へ。

第57番札所 孔雀山 報恩寺さんです。

名鉄知多新線の「奥田」駅、日本福祉大学奥田キャンパスのすぐ近くです。
お大師さま、お邪魔します。

本堂、立派です。
お経を唱えるため、本堂内へと入るおとっちゃんです。

こちらのお寺は、初めての新四国、愛知梅花観音とお邪魔し、今日で3回目です。
お庭のこれは桜でしょうか。

きれいに咲いていました。

おいらは駐車場から南無~。(おケツ丸見えでごめんなさい)

ご朱印を頂戴します。

今日が2回目なので、中央の印のみの「重ね印」となります。

ありがとうございました。

このお寺にお邪魔する度にお接待としていただくマッチやお菓子。
このマッチ箱によって「愛知梅花観音」を知ったにいちゃん。

そして愛知梅花観音霊場をおっかちゃんの供養にと巡ったおいらたち。


ところが今日はこのお寺にとって、とても悲しい出来事が…。
若いご住職が急逝されたばかりだったのです。
おとっちゃんと本堂に上がらせていただくと、大きな遺影と沢山のお供え物がありました。

葬儀社とおぼしき方があわただしく出入りしていて…。

その遺影はまさしく、いつも印をついて下さっていた若住職。

ふくよかなお顔、こぼれるような笑み。

喪服姿で納経所に現れたのは、そのお母様。

「息子です、副住職です、35歳でした、急死です、孫がまだ生まれたばかりだというのに」

そのご様子は憔悴しきった、というか、全くの無表情でした…。

前回と前々回のご朱印の折には、いつもきれいな若奥様と迎えて下さったご住職。
去年お邪魔した折、若奥様は確か身重でいらしたと記憶。
「これご接待です」

とお二人で両手に持ちきれないほどのお菓子やマッチを朗らかな笑顔で下さっていたのに。

このお寺のご本尊様は、菩薩様は、仏様はどちらにいらっしゃるのだろう…

と、思わずにはいられないにいちゃんでした。

合掌。

 

野間の病院に親戚のおじちゃんを見舞ったおとっちゃんとにいちゃん、続いては
第51番札所 鶴林山 野間大坊さん

第50番札所 鶴林山 大御堂寺さんに参ります。

2つのお寺は同じ敷地内にあり、納経所も一箇所です。

まずは野間大坊へ。

おとっちゃん、奥まで歩けず。手前のお堂でにいちゃんとお経を唱えます。

ここをくぐって、野間大坊本堂へと進みます。

なになに、源頼朝公ゆかりのお寺なのですね。

本堂の撮影できませんでした。
売られていた「ペットのお守り」800円は購入しなかったにいちゃん。

続いてお隣の大御堂寺へ。
こちらはおいらも入れそうなので一緒しました。
おとっちゃんはクルマの中へ。

シャーーーって、まずは駐車場にておしっこ。

はいはい、まいりますよ。

おお、これが大御堂寺。

立派な、大きなお堂ですね。

にいちゃん、お経を唱えます。おいらも、南無~。

そしてこのお堂の前には、お蕎麦屋さんが。

正面には山門と、

斜め前に、鐘撞き堂が。(またまたおしりが丸見え、ごめんなさい)

納経帳にご朱印をいただきます。こちらも二度目なので重ね印です。

そして、にいちゃん、ご朱印帳にも、手書きのご朱印を頂戴しました。

ありがとうございました。

 

納経所前には、お下がりの夏みかんが箱いっぱいに。で、ご自由にどうぞとお庫裏さん。
「袋、お使い下さい」とご丁寧にビニール袋も下さいましたので、8個ほどいただいてまいりました。ご馳走様です。

同じくいただいたチラシ。大坊の楽市なるものが…。

ところでにいちゃん、お寺巡りの際には、必ず写経を納経しています。
昔は写経を書かないとご朱印は頂戴できなかったのだそうです。
今は大体どこのお寺も百円をお支払いすればご朱印をついて下さいます。
(手書きは300円~)

にいちゃん、一日一枚、写経を書いていて、ひとつのお寺につき一枚納めています。
おっかちゃんの魂の供養と平安を願っています。

にいちゃんが書き(敬書)おとっちゃんとおいらが一緒に書いた(共書)ってことにしてくれてるみたい…いいのかな。

 

続いて、
第53番札所 鶴林山 安養院さんです。

野間大坊・大御堂寺のすぐ南側に位置しています。

 

そして今日最後の、
第52番札所 鶴林山 密蔵院さんです。

朱塗りの山門が印象的です。

お寺の沿革です。

朱塗りの門を入った中側から見ると…

すごい看板が現れました。

門をくぐって正面には小高い山の上に小さなお堂が。

お大師様、お邪魔します。お足元におみかんが…。

そしてこちらが本堂です。

お邪魔しました。

駐車場入り口には鮮やかな桜の花が。

今日のお寺巡りはここまで。

安養院、密蔵院にてそれぞれ頂戴したご朱印です。

やはり重ね印です。
ありがとうございました。

今日は5つしかお寺巡りができませんでしたが、天候にも恵まれよいお遍路日和でした。

またお出かけしたいと思います。

帰って早速おっかちゃんに野間大坊でいただいた夏みかんをお供えしました。

食べてね、おっかちゃん、知多半島の春の味覚だよ♪

みかんが大好きだったおっかちゃんへのお土産です。

最後まで、おつきあい、ありがとうございました。
ゴン

 

にいちゃん・追記

ゴンの先代のラン(雑種・♀・16歳没)が、近所の公園を散歩中、中型犬(ランと同じくらいの体格)にすれちがい際にいきなり襲われお腹の肉を500円玉大食いちぎられました。
自分もその犬をランから離そうとして指を噛まれ出血しました。
相手の飼い主(年配の女性)に対して怒鳴り散らした自分、携帯で自宅にいた両親に迎えにきてもらいそのまま獣医に直行、幾針も縫う手術を施しました。
先方が手術代を全て支払いました。
それ以上飼い主とその犬に対しては何も言わずにおきました。

そのトラウマから、ドッグランで他のワンちゃんと遊ばせることが今でも怖く、ゴンだけのときにしか放せずにいます。

噛んだ犬は以前にも別の犬に噛み付いたことがあるとその飼い主が告白しました。
その奥さんは今は小型犬を飼っていますが、今でもうちの前を平気で犬と散歩していきます。

まあ公道なので誰がどう通ろうと自由だし、あえて何も言わずいます。