リヨン(フランス1部)は2日、スタッド・ランス(同2部)から日本代表FW中村敬斗(26)を獲得したことを発表した。背番号は「11」に決定。契約期間は2030年6月30日までの4シーズンとなる。 移籍金については固定額100万ユーロ(約1億8000万円)に加え、最大1900万ユーロ(約35億円)の変動ボーナス、さらに将来的な売却益の最大12.5%の分配金が含まれるという。 中村は2018年にガンバ大阪でプロキャリアをスタート。日本で1シーズン半を過ごした後に欧州へ渡り、トゥエンテ(オランダ)、シントトロイデン(ベルギー)、FCジュニアーズ(オーストリア)への期限付き移籍を経験した。 2021年8月にはLASKリンツ(オーストリア)へ完全移籍。その2年後にスタッド・ランスへ加入し、すぐに主力選手としての地位を確立した。同クラブでは公式戦97試合に出場し、30ゴールを記録している。 日本代表では国際Aマッチ29試合に出場し、11得点をマーク。今夏の2026 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会では日本の全4試合でプレーし、グループリーグ初戦のオランダ戦でゴールを挙げた。 リヨンは公式サイト上で「攻撃的なポジションを幅広くこなせる左ウインガーであり、豊富な運動量、高い決定力、そして試合を決定づけるプレーで際立った存在感を示している」と期待を寄せている。 クラブ史上初の日本人選手となる中村は「リヨンに加入できてとても嬉しいです。素晴らしいクラブです。新しいユニフォームを着てプレーし、チームに貢献するのが待ち切れません。クラブ初の日本人選手だと知りました。これは僕にとって重要なことですし、日本を代表して最高のプレーを見せたいと思っています」とコメントした。 リヨンは2000年代にリーグアン7連覇を果たした名門。昨季は4位だった。今月のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)予選で敗退し、今季もUEFAヨーロッパリーグ(EL)本戦への参加が決まっている。