◇サッカーW杯北中米大会 初戦で左膝を負傷したMF久保はチュニジア戦の欠場が決まった。ベースキャンプ地のナッシュビルに残りリハビリする。18日にはモンテレイに出発する仲間の元に駆けつけた。午前中は宿舎で過ごし、全体練習が終了した午後1時過ぎに練習会場へ。昼食を共にしたとみられ、空港に直接向かうチームを見送った。【写真あり】本田圭佑「誰!?」 日本VSオランダ戦で映った“米国美女”に反響 その後は約3時間ほど施設に残り、リハビリに努めた。練習会場を後にしたのは午後5時半過ぎ。サンダルを履き、痛めた左足をやや引きずった足取りで車に乗り込んだ。報道陣の前に姿を現したのは、負傷後初めてだった。 14日のオランダ戦で相手DFと接触して左膝を強打した。精密検査の結果や全治は明らかにされていないが、1次リーグ期間中の復帰は絶望的だ。当面はリハビリに専念し、決勝トーナメントでの早期復帰を模索する。 32年前、米国では奇跡の復活劇が起きている。94年米国大会。イタリア代表の主将だったDFフランコ・バレージが、1次リーグ第2戦ノルウェー戦で右膝を負傷。半月板を損傷し、手術に踏み切った。W杯期間中の復帰は絶望視されていたが、驚異的な回復でブラジル代表との決勝に出場。FWロマーリオを抑え込んだ不屈の精神力が、ファンの心を打った。 アクシデントを乗り越えた先に、輝ける舞台は待っている。前回カタール大会では1次リーグ初戦で右足首を痛めたブラジル代表FWネイマールが、戦線復帰した決勝トーナメント1回戦から2試合連続ゴールを決めた。「優勝」を宣言して臨む2度目のW杯。久保はまだ何も諦めていない。 ○…Rソシエダードのスポーツディレクターを務めるエリック・ブレトス氏は19日、クラブのSNSなどで、久保の左膝の負傷について軽度の捻挫だと明かした。日本代表と連絡を取っており「数試合を欠場することになるが、それほど深刻なものではない。今後の回復状況や日本がどこまで勝ち進むかにもよるが、W杯期間中に再びプレーできる可能性は十分にある」と説明した。