サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会で、14日午後3時(日本時間15日午前5時)からの初戦を含む日本戦2試合が、米南部テキサス州ダラス近郊で開かれる。米国では必ずしもサッカー人気が高くないが、1994年W杯米国大会でも開催地となったダラスやその周辺では、サッカーに熱い思いを抱く人もいる。一方、チケットの高騰に失望の声も聞かれた。【写真】サッカー・ワールドカップの日本対オランダ戦などが近郊で開催される米国テキサス州ダラスで、米国代表のユニホームを着たローランド・アレンさん(右)とガールフレンドのジェシカ・スミスさん=2026年6月12日、田中恭太撮影■サッカー不毛の地・米国でも「人気高まっている」 12日夜。市内の公園に設けられた無料のパブリックビューイング会場には、米国代表の初戦を見ようと赤いストライプ柄の米国代表ユニホームを着た人々が続々と集まった。 「もちろん一番人気とは言えないが、高まっているのは間違いない。特に若い世代の間では顕著だ」。地元の子ども向けサッカークラブでコーチをしているアイザック・ナップさん(23)はそう語る。 自らは2014年のW杯ブラジル大会がきっかけでサッカーにのめり込んだ。96年に創設された北米プロリーグ・メジャーリーグサッカー(MLS)の成長、今大会の開催決定、リオネル・メッシのマイアミへの移籍――。その後もサッカー人気を広げる動きがいくつもあった。