188センチ84キロという体躯(たいく)を誇るセンターバック(CB)ながら、ボランチやサイドバック(SB)もこなすオールラウンダー。アビスパ福岡から、2018年1月にベルギー1部のシント=トロイデンVVに移籍し、海外挑戦をスタートさせた。

 19年7月にはセリエAのボローニャへ活躍の場を移す。守備大国イタリアでも評価を確立すると、21年8月にはイングランドの名門アーセナルに引き抜かれた。

 アーセナルでも加入後すぐに右SBのレギュラーに定着。序盤から窮地に陥っていたチームの巻き返しに大きく貢献したが、後半戦は負傷による離脱が続いた。2年目の後半戦、3年目の前半戦にも負傷に苦しみながら、終盤には左SBとして高いパフォーマンスを発揮。