最近よく見かける
女性のための○○セミナー♡
ナチュラル△△セラピー♡…のような
謎の講習会…


なんたらかんたら横文字の単語の資格並べて
いくつも書いてあることが多い。


起業や自己開発のように
そちらの道で明らかに見て分かるジャンルはともかく、医療っぽい単語を並べて
いかにも病院には頼りません、
自然療法しましょう!ケミカルはダメです、
そういったセミナー類が増えていますね。


ひどいときは遠隔治療?など何かを飛ばしてケアするような物もみかけます…
何が飛ぶんでしょう…


ご自身が何か良くない結果があったからと言って、それを否定して広めようとする、
しかしその方法が効果的な人もたくさんいる。


もっともな単語で「何か」を否定したり
(あえて何のことだかは書きません)
問題が起きたときの
受診行動を躊躇させてしまう。
それが本当に相手のためなのだろうか。


本当にその「何か」に問題があるなら
訴えるなり消費者庁に掛け合うなり
やれることはある。


それらしい単語を並べて
人に伝えたいならば
(しかも講習費用を取るならなおさら)
もっともっと勉強しましょうよ、と
流し読みながら思ってしまう。
つい、読んでしまうんですよ。
それらしい単語が並べてあるから。


もともと正しい知識があれば
「へー、そうなんだ」で済むところ
知らなかったり悩んでいたりする人が見たら
「これはダメなんだ…」と
弱みに付け込むような文章は本当に怖い。


せめて、国家資格を得て
その後の経験を積んだプロに相談してから、
そのもっともらしい単語達が並んだセミナー類の文章をみて、本当に自分に適しているのか判断してほしい。


身体も心もひとりひとり違う。
同じ症状でも、人が違うなら経過も違う。


あの人にとって良い病院(医師や検査)でも、
自分にとっては合わないかも知れない。
あの人にとって身体に毒だと言うものでも
自分にとってはその時必要な物かも知れない。


人に何かを勧めたり
これは止めなさいと否定したいのならば
まずは徹底的に勉強して
その視野を広めてほしい。


看護師の資格があるからと言って
そのセミナーの主催者は本当にどこまで勉強しているのか。
医師が行うセミナーだから必ず合っている。
そうとは思わずに、
その個人の考えと自分の心身の状況が本当に合うものなのか、よく見極めてから参加してほしい。


セミナーに参加するときも、
可能なら第三者の意見を聞くのも1つだと思います。
思い込みは、自身を追い込んでしまいます。


医療従事者を装った
無資格、低経験のセミナー類、
資格があってもスピリチュアルに偏りすぎている異世界の判断など
ご注意を。


あなたは生身の人間です。
身体の変化は細胞や遺伝子レベルでの変化、
適応です。
まずは冷静に、客観的に観察してから。