今日、厚生労働省は
人口動態統計の年間推計を発表しました。

2016年の国内出生数は
統計を始めた1899年以降初めて100万人を切った、過去最少の98万1千人になったそうです。
(前年比約2万5千人の減少)

2015年の出生数は
100万8千人で、合計特殊出生率は1.46と
前年比を上回っていた状況。

人口動態統計は
計算上1〜12月の1年分が
翌年9月に「確定数」になるので
年間推計は10月までの速報と
7月までの概数をもとに11〜12月分を予測して算出されたものになるそうです。

少子化と言われる近年、
価値観の変化や社会環境の要因も含め
色々な問題が重なって
数値が変化することとなっています。

スウェーデンやフランスのように
各種手当や教育費の充実、
社会の様々な制度による環境の改革が
今後の日本の人口動態を大きく変えてゆくこととなるでしょう。


誰もが安心して妊娠、出産、育児して行ける社会環境が整うことを願うばかりです。