更新まだかと嫁氏にせっつかれている四角四面ロボです。
今回はおもっきり続きものです。
さて、どのような質問をすればいいのか?
「今後、どのような経過になる可能性が高いですか?」
医療従事者がどのような治療方針にするのかを決定することはありません。患者、もしくは、患者の家族の意向に沿った治療を行います。もちろん・・・不可能な意向の場合は・・・不可能ですが。
その方針を決めるための情報を引き出すための質問がこれです。
どのような経過になるかなんて、医師にも、看護師にも、本人も・・・誰もわかりません。残り3か月の命ですよなんて言ったものの、5年以上生きてるぜぇって方、かなり居ます。人の生命力は、本当に読めないものなのです。
とはいえ、医療の現場では、医師や看護師等の医療従事者に対して、いい意味でも悪い意味でも頼り切る方々が多くいます。
医療知識が乏しい故、致し方ないことではあるかと思います。
とはいえ、医療の現場では、医師や看護師等の医療従事者に対して、いい意味でも悪い意味でも頼り切る方々が多くいます。
医療知識が乏しい故、致し方ないことではあるかと思います。
でも・・・
これだけ医療が進んでいる現在においても、「人の持つ力」にかなわない部分があります。医療現場は、どうにも説明のできないことが目に見える形で発生する場ともいえると思います。
絶対に助かると思っていた人が亡くなってしまったり。
絶対に助からないと思っていた人が元気になったり。
もちろん、このことだけではなく、医師や看護師に見落としや過誤がある場合もあります。
また、気にしていなかった別の部位に疾患がある場合もあります。
そういったことが複合的に発生し、亡くなってしまうことも、回復することもあります。
絶対に助かると思っていた人が亡くなってしまったり。
絶対に助からないと思っていた人が元気になったり。
もちろん、このことだけではなく、医師や看護師に見落としや過誤がある場合もあります。
また、気にしていなかった別の部位に疾患がある場合もあります。
そういったことが複合的に発生し、亡くなってしまうことも、回復することもあります。
「医師が患者さんの疾病を治すことはできません。患者さんの身体が自分自身を治癒しようとする力を手助けすることが、医師にできるうるすべてです。」
こう教えてくださったのは外科の教授でした。
ともかく、医師にも看護師にも、何が起きるのかを予測することはできないのです。
では、医師から情報を引き出すための質問はどんなのがいいのか?
「今後、どのような経過になる可能性が高いですか?」
この質問は、医師にとって答えやすいものです。
あくまでも、可能性を聞いていて、確定的なものではないからです。
この質問で、医師が予測している経過を聞き出せます。
そのため、医師が今後の治療方針はこうしませんか?と言ってくる根拠も、この質問で引き出せます。
あくまでも、可能性を聞いていて、確定的なものではないからです。
この質問で、医師が予測している経過を聞き出せます。
そのため、医師が今後の治療方針はこうしませんか?と言ってくる根拠も、この質問で引き出せます。
「今後、考えられる経過には、どのようなものがありますか?」
この質問は、他に発生しうる経過を聞き出すことができます。
この質問での答え以外の経過が発生した場合、医師が予測していなかったということがわかります。
この質問での答え以外の経過が発生した場合、医師が予測していなかったということがわかります。
ちなみに、医師以外の医療従事者に同様の質問をすると、まず同じ答えが返ってくると思います。
「病状のご説明は先生(医師)からしますので。」
現在、日本の医療現場において、診断、治療を行うのは医師のみです。
看護師の仕事の範囲に、診断、治療は含まれていません。
看護師にしろ、理学療法士、作業療法士、薬剤師などなどの医療従事者それぞれのできる内容は法律で規定されています。
看護師の場合、「医師の診断、治療の補助。」であって、診断、治療を行うことができません。ところが、入院している場合、最も患者さんと接している時間が長いのは、看護師のケースが多くあります。長期療養の場合では、介護福祉士が最も長くなるケースもあるかと思います。ともかく、最も長く接している医療従事者からの情報収集は重要です。
看護師の仕事の範囲に、診断、治療は含まれていません。
看護師にしろ、理学療法士、作業療法士、薬剤師などなどの医療従事者それぞれのできる内容は法律で規定されています。
看護師の場合、「医師の診断、治療の補助。」であって、診断、治療を行うことができません。ところが、入院している場合、最も患者さんと接している時間が長いのは、看護師のケースが多くあります。長期療養の場合では、介護福祉士が最も長くなるケースもあるかと思います。ともかく、最も長く接している医療従事者からの情報収集は重要です。
そんな場合は・・・
「こういうときって、どんなことに気を付ければいいですか?」
家族としての役割をどう考えているのかを聞き出すことができます。
この質問に対しての返答の中でわからないことや、わからない単語は、その場で聞くことをおすすめします。
わからないことは聞いておくことが重要です。
医療関係者でない限り、医療用語や医療知識が、乏しいのが普通なのですから。
わからないことは聞いておくことが重要です。
医療関係者でない限り、医療用語や医療知識が、乏しいのが普通なのですから。
ちなみに、知ったかぶる医療従事者も少なくありません。
今回、母の転院の際に見学にいったある介護療養型医療施設において、医師との面会前にソーシャルワーカーに、まず第一声、こう言われました。吐き捨てるように。
「うちでは、延命治療しませんから。」
事前に弟が話をそのソーシャルワーカーと行っていました。また、そのソーシャルワーカーが話がわからないヤツだと、弟が言っていましたので、かなりこじれた後ではあったかと思いますが(こじれたから同行を求められたという経緯は、後になって知らされました)
ロボ「どういう意味ですか?(は?介護療養型医療施設で延命はないでしょ?なにをわざわざ?)」
ソシャワ「延命治療を行う所ではないってことです。」
ソシャワ「延命治療を行う所ではないってことです。」
かなりケンカ腰だったので、ロボの中でイタズラ心が芽生えました。
ロボ「延命治療とはどういう治療をさしますか?」
ソシャワ「延命治療は延命治療です。」
ロボ「例えば、風邪をこじらせ、肺炎を発症して、緊急的な治療が必要な場合、転院等の対応をしないということですか?」
ソシャワ「それは対応しますよ!」
ロボ「では、どのような医療処置をもって延命治療というのですか?」
ソシャワ「・・・先生から説明ありますから!」
ソシャワ「延命治療は延命治療です。」
ロボ「例えば、風邪をこじらせ、肺炎を発症して、緊急的な治療が必要な場合、転院等の対応をしないということですか?」
ソシャワ「それは対応しますよ!」
ロボ「では、どのような医療処置をもって延命治療というのですか?」
ソシャワ「・・・先生から説明ありますから!」
ソーシャルワーカーとの対話5分かかりませんでした。
理解できていない言葉を使う医療従事者ほど信用できません。
質問をして、まともに返答をしない医療従事者は、自信がない、知識がない、対応力がないといえます。
これは主観的な感想でしかありませんが、そういった医療従事者ほど、高圧的な態度をとる傾向があるように思います。
質問をして、まともに返答をしない医療従事者は、自信がない、知識がない、対応力がないといえます。
これは主観的な感想でしかありませんが、そういった医療従事者ほど、高圧的な態度をとる傾向があるように思います。
ちなみに延命治療とは、治る見込みのない患者さんに対して、人工呼吸、輸血、輸液、透析などで延命を図ることです。
ロボは、このような医療従事者は少数派だと思っています。
少なくとも、ロボ自身、義父、母のケース両方において、話を聞いた医療従事者の大多数が真摯で丁寧な対応をしてくれました。
少なくとも、ロボ自身、義父、母のケース両方において、話を聞いた医療従事者の大多数が真摯で丁寧な対応をしてくれました。
ただ、この真摯で丁寧な対応をしてくれていた医療従事者の方々も、患者の家族が酷い対応をしていれば、同様の対応はできないと思います。
対応がよろしくなかったソーシャルワーカーさんにしても、きちんとした対応を患者の家族側がしていたら、変わっていたかと思います。
悪い例の人(弟)が、後で話したことでしたが、事前にいろいろと話を聞いていたようでした。その中には、介護療養型医療施設では、高度な治療や、延命治療は行わないこと。療養を主たる目的としていて、治療が主たる目的ではないこと。
母は食事を摂るのもつらくなっていたようで、大きな静脈にカテーテルを設置しており、そこから点滴による栄養補給を行っていました。また、呼吸状態も良好とはいえるものではありませんでした。
ここで、悪い例の人は、ひどい反応をしていたようでした。
「一時的な呼吸困難な際には、人工呼吸を付けてほしいが、一度つけてしまって、後々外せなくなるなら、つけないで欲しい。」
後々外せなくなるかどうかなど、誰にもわかりません。
ましてや、高齢者です。
外せなくなるのを覚悟した上での処置をするか、しないかの選択です。
ましてや、高齢者です。
外せなくなるのを覚悟した上での処置をするか、しないかの選択です。
このソーシャルワーカーにしてみると、そんなことを言い出す患者の家族に対して、面倒くさいヤツとの判断をしていたと思います。対応も自然と・・・それも仕方ないことなのかもしれません。
ただ、このソーシャルワーカーに不足していたことは、自分たちが使っている言葉がどういうものなのかを理解しきれていなかったことかと思います。
ただ、このソーシャルワーカーに不足していたことは、自分たちが使っている言葉がどういうものなのかを理解しきれていなかったことかと思います。
義父のとき、嫁氏は、関わった多くの医療従事者を絶賛していました。
中には、医療従事者と電話で話してる嫁氏に「友達と話してるの?」って思うこともしばしばでした。
母のとき、弟は、関わったほとんどの医療従事者をこき下ろしていました。
中には、直接話したら、本当によく対応してくれる医療従事者が多かったのが印象的でした。
中には、医療従事者と電話で話してる嫁氏に「友達と話してるの?」って思うこともしばしばでした。
母のとき、弟は、関わったほとんどの医療従事者をこき下ろしていました。
中には、直接話したら、本当によく対応してくれる医療従事者が多かったのが印象的でした。
悪い例の人(弟)がよくしていた質問があります。
「もし、先生のお母様が同様の状態だったら、どう選択しますか?」
正直言って・・・最悪の質問です。
医師や医療従事者からしたら、「死に対しての考え方も違うし、どうしたいかとか、家族でのことだって違うだろうし、意味ないだろう?自分で考えないのか?こいつ」と思っていたかと思います。
何度も話し、人間関係が構築されたうえで、聞くのであれば、いいのですが、毎回、初対面の医師に対しても、この質問をしている悪い例の人(弟)には、呆れるしかありませんでした。
医師や医療従事者からしたら、「死に対しての考え方も違うし、どうしたいかとか、家族でのことだって違うだろうし、意味ないだろう?自分で考えないのか?こいつ」と思っていたかと思います。
何度も話し、人間関係が構築されたうえで、聞くのであれば、いいのですが、毎回、初対面の医師に対しても、この質問をしている悪い例の人(弟)には、呆れるしかありませんでした。
医療従事者も人です。
そして、「仕事」として、医療サービスを提供しています。
「家族の死」、それは、家族にとって、非常に悲しく、人生の中での大きな出来事です。
医療従事者にとっては、その「死」は、日常的に接しているものです。
そして、「仕事」として、医療サービスを提供しています。
「家族の死」、それは、家族にとって、非常に悲しく、人生の中での大きな出来事です。
医療従事者にとっては、その「死」は、日常的に接しているものです。
ここに大きな温度差があります。
その温度差を埋め、理解し、「悲しみ」を和らげるよう、医療従事者は配慮しようとしてくれます。
ただし、「仕事」として。
その温度差を埋め、理解し、「悲しみ」を和らげるよう、医療従事者は配慮しようとしてくれます。
ただし、「仕事」として。
そのことを踏まえた上で、接するには?
それは、彼らの「仕事」が効率的で効果的なものになるように、協力することが、延いては、サービスを受ける側にも満足のいくものになるかと思います。
例えば、居酒屋でワインを注文し、ワイングラスを求めたら・・・
例えば、フランス料理店で日本茶を注文し、急須と湯呑での提供を求めたら・・・
例えば、フランス料理店で日本茶を注文し、急須と湯呑での提供を求めたら・・・
サービスを受ける側にも、最低限の知識、常識が必要だと思います。
ただ、こと医療サービスについては、その最低限の知識、常識があまりにも漠然としていて、そして、不可解で、誰も教えてくれないことが大きな問題だと感じます。
ただ、こと医療サービスについては、その最低限の知識、常識があまりにも漠然としていて、そして、不可解で、誰も教えてくれないことが大きな問題だと感じます。