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From With

子供達に、幸せの見つけ方、教えてあげたい・・大丈夫。隣りにいるから。あなたの周りは、ほら、幸せがいっぱい!!(自宅を色んなお子さんに開放して14年。問題のある子 無い子皆一緒に 同じ時代の同じ時間を生きていきたいな~!一歩一歩、 丁寧に・・)



昨日は我が家でランチ会だった。


一番長くWithルームにお通いのお母さん達と、また、何だか気が合ったお母さん達と、時々 我が家でランチ会を開いている。


手作り、到来品、デリカショップ物、何でもありで持ち寄って賑やかにお喋りをする。


お喋りは勿論だが、
私の楽しみは持ち寄られる一品であり、皆さんの楽しみはそれを仕上げる私のささやかなテーブルコーディネートだ。


昨日も庭のお花を摘んでテーブルに置き、秋仕様の器、クロスを用意してお待ちした。





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楽しいひとときが終わって こんなメールが届いた。




「楽しくて美味しいランチ会、ありがとうございましたm(__)m。


日常とはちょっと違った素敵な空間で、気取らずにおしゃべりしながら皆さんの手料理が食べれて、本当に楽しかったです。


お店じゃないので、子育てのことやいろいろな話しも、他のお客さんが聞いてるんじゃ…なんて気にせずに話せますニコニコ


また楽しみにしています。

From T 」


「実は昨日は私の誕生日でした。N子先生の素敵なレストランで、美味しい料理と楽しいお喋り!


最高の誕生日になりました。

Fさんの作ったパン食パン、とても美味しかったですビックリマークビックリマーク
From K 」


Kさんには
「えぇ~~、お誕生日だったのね~~!!ご遠慮なさらず、言って下さったら良かったのに~!」と絵文字たっぷりで返信した。


今日、そのKさんがレッスンにいらっしゃる。


私はまた庭に出てKさんに似合うお花を摘んだ。


(プレゼントだぜぃハート







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実家の父からメールが来た。


やっと覚えた携帯だが、学業中学まで、自称「阿呆なお父ちゃん」 の父のメールを解読するのは至難の業?だ。


句読点無し、誤字脱字オンパレードの文章は父の想いだけがジグソーパズルみたいにスクラムを組んでいる。


そして、私はいつも老眼鏡を掛けて


(・・・ったく~)
(なに なに なに~)
(つまり、こういうことね、ふ~)


と、下絵の無いジグソーパズルを仕上げていくのだ。


でも、たいてい そのパズルも 半分を過ぎた頃から下絵が見え始め、老眼鏡が曇る。


自分の呼吸が(阿呆なお父ちゃん)のポチポチ文字を打つリズムと重なって口元が力む。


そして、パズルが仕上がってしまうと パタン と携帯を閉じる。


閉じて、込み上げるモノを一生懸命にあやすのだ。







今日もそうだ。


(阿呆なお父ちゃん)のメールを もう一度読み直す勇気のないまま、それをあやしている。







「おはようございます 昨日は突残の電話ですいませんテブルクロス 黄緑色かつてきましたがママがなんだかんだと ゆうのでやめました 夕食と朝食にどつかいました あさから庭のはがり猿滑りしましたか N子とAさんの猿滑りがことしは 何時もとちがてまだまだけれいです猿滑りもAさんが病気なおたことよろこんでいるんだね、N君もFちやんもりつぱに育てたね お父さんは本当に嬉しいです」





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(付記)

N子とAさんの百日紅(猿滑りではない・・・)というのは


N子である私が心臓手術をして退院したときにお祝いに植えたものだ。


始めは花畑に植えたのを、庭を枯山水に仕立て直した折りに 父がその真ん中に植えなおす、と言って植木屋さんを驚かせた曰く付きの木だ。


おかげで、かれこれ26年、松、オモト、玉砂利、白石が配された実家の庭の真ん中で 薄桃色の百日紅が 父にご満悦の夏を届けてくれている。

















Withサロンが終わった。


また、3クラス 12人の生徒さん達がそれぞれに自分と対話し、イメージを膨らませ、お茶の時間を楽しんで帰られた。



今月はテーマを『私の月』として、小さなオブジェとアレンジを創り、お茶のしつらえもそれに合わせた。


オブジェは黒地の色紙にイメージに合わせた和紙を貼り、筆で『月』と書く。


いつもしっかりイメージングしていらっしゃるYさんは 『月』を図案化したいとデッサンをお持ちになったので、そこから 少しずつ物語を創るお手伝いをした。


そして、たどり着いたのが『月夜の望遠鏡』。


望遠鏡を覗いていたら ゆっくりと月が現れ 目と目が合った・・・・・そんなロマンティックな夜を形にしてみた。だからアレンジもロマンティックな色合わせで。



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Iさんは蒼い優しい夜空に浮かぶ月をイメージした。だから板染めの蒼い和紙を下貼りしてぽっかりと月を浮かべた。



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新しく入られたOさんはイメージングという作業からお手伝いをした。


「月と言われたらどんな空に浮かぶものを思い出しますか?」


「どんな季節で何時ごろでしょう?」


「それをOさんはどこに居て眺めていらっしゃいますか?」 etc etc


思い出し思い出し、Oさんの作品は『祖父の庭から』と決まった。


東北のお爺ちゃまの家の縁側で、庭と一続きになったような山に昇る月が『私の月』なのだそうだ。


仕上げはご自宅の雰囲気に合わせてちょっとフレンチなものにした。



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Kさんは去年『月』を創ったので今年は『山』。茜雲に浮かぶ故郷、湯河原の山をイメージした。これは、明日 お母様のお誕生日祝いとして赤い水引で結ばれる。



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月に一回、自分を見つめて、対話して、生み出す作品と その時間が Withサロンからのささやかな贈り物だ。


いそいそと帰られる背中に手を振りながら、今月も沢山の物語を頂いた・・・、と 心に満月が浮かぶ私である。


ちなみに、今月のお茶のしつらえは 黄色いお皿を月に見立て、まだ 残る夏の香を藍の切子に託した。




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追伸

『月夜の望遠鏡』を創ったYさんから・・・


「今月もありがとうございました。


余りのお花を子供達の窓辺へ少しづつ飾りました。気付くかな何と言うかなといつも楽しみです。


『月』は寝室のタンスの上に。主人から始めて貰ったコロンとした壺の横に置きました。シニカルな主人の批評を待ってみます。


N子さん(←サロンではN子さんと呼んでもらっている。)のお話しを伺っていると、あぁ人生は美しいなあと思えます。


一つ一つ丁寧に楽しむ大切さをいつも教えて貰います。また、来月楽しみにしています。 Y子より」





私はそんなYさんこそ美しい人だな~、と思う。そして、 また 来月のお目もじを楽しみに待つ。