『東北旅行7 白神山地・岩木山神社・帽子屋さん』 | From With

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子供達に、幸せの見つけ方、教えてあげたい・・大丈夫。隣りにいるから。あなたの周りは、ほら、幸せがいっぱい!!(自宅を色んなお子さんに開放して14年。問題のある子 無い子皆一緒に 同じ時代の同じ時間を生きていきたいな~!一歩一歩、 丁寧に・・)



今日はホテルから一時間以内の白神山地と岩木山を回るだけなので ゆっくり朝食を頂く。


都会人なんだと思う。
長旅の後半、スタイリッシュな空間と洗練された朝食にかえってくつろいだ。


『白神山地トレッキング』

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なんと記録しよう・・・


怖い体験、凄い体験、未曾有の体験・・・とにかくよく無事だったと思う。


トレッキングと言っても初心者レベル、お年寄りも小さい子も平気な道ということで 特別な装備もせず入山する。


天気も上々、マスカットグリーンに潤う山道は沢の音を木霊して鼻歌を誘う。



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それが、暑いくらいの川原を挨拶を交わして歩き いよいよ神なる山の気配を感じ始めた時、「ゴロゴロ」「ゴロゴロ」と遠くに雷鳴を聞いた。



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抜けるような青空が一枚布をひいたように霞み、山は光を失う。


目の前の(暗門の滝)に続く切り通しが黒い魔物のようにそそり立ち、滝が巻き起こす風は妖気あるものの到来を告げるように木の葉を舞わせた。


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思わず「怖い・・・」と言った。あと数歩で滝・・ そのあと数歩が怖くて踏み出せない。


無理矢理眺めた(暗門の滝)は もはや観光の対象ではなく山の聖霊宿る畏るべき生き物と化していた。



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再び「怖い・・・」と どこかで覚悟した途端 空が破けた。


ぽつり ぽつりの雨は あっという間にスコールとなって私達を襲い、景色を奪い、大人一人分の木道だけが足元にあった。


怖さが寒さ、冷たさに変わって、もはや沢となった山道をザブザブと登る。



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濡れて重くなった洋服を身にまといながら「これはもう着衣泳だね!!」と開き直り(水も滴るいい家族!!)とNが記念写真を撮る。


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道々言ってた冗談が本当になって駐車場に着く頃には青空が広がり、気の毒そうに管理人さんが出て来てビジターセンターの温泉を教えてくれる。


は~~~~~、助かった、と思いきや連泊ゆえ着替えはホテルに置いてきたことを思い出し意気消沈・・・


でも、最後の最後でAさんが自分だけ昨夜は必要品だけホテルに持ち込んだため着替えを入れたカバンがトランクにある、と言ったので 背に腹変えられず Nも私もAさんの洋服を借りる。


まるでAさんが三人いるみたいな車中で 私は思わず東京のFにメールを送った。「こちら白神山にて雪中行軍ならぬ雷雨中さながら着衣泳行軍なり!!」


『岩木山』

岩木山があんまり綺麗なのでAさんは迷わずスカイラインにハンドルを切る。


私はAさんのポロシャツを着たまま疲れて爆睡。目覚めた時は眼下にさざ波のように緑の山が連なる山頂にいた。


本州最北の輪郭線とエメラルド色の海の向こうに函館山が見えた。


『岩木山神社』

ベンガラの大きな鳥居を潜るとさっきの雨で息を吹き返した苔が迎えてくれた。


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「あ」「うん」の狛犬の下に 悪戯っぽく柱にしがみつく二匹の(こちらも)コマイヌ。愛嬌たっぷりの表情に白神山地での悪夢も正に字のごとく(夢)の向こうに消えていった。



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『帽子屋さん』

昨年の冬、雪灯籠祭りに来たときにNが帽子を買ったお店を思い出し、ふらっと寄ってみた。


お店にミシンを据えた本気の帽子屋さんでNは渋いダンガリーのハンチングを選び、バーゲンというので もひとつ洒落た焦げ茶のパナマ帽も頂いた。


東京から二度目の来店と告げると かっぷくのいいオーナーの小母さんと息子さんがそれは感激して下さり、手作りだというねぷた祭りのお飾りをお土産に下さった。


夜、Fが東京から駆けつけ、一気に賑やかになった。明日からまた家族四人 東北旅行ラストランの始まりだ。


(Aさんは昨日辺りから あ~あ、あ~あ、が始まった。)









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Photo by N