Tさんから嬉しいメールが届いた。
Tさんは生徒さんのお母様でWithサロンにもいらっしゃっている心素直なクリスチャンだ。
けれども、自己顕示欲の強い御主人様と実はそのお父様そっくりな息子D君との間で息を潜めるような毎日を過ごしている。
去年の年末ついに真っ向からぶつかってから言葉も交わさない父子の姿に自分の子育てと我が身を責め続けてきた。
そんなTさんが先日48歳のお誕生日を迎えられたので、お祝いメールを贈った。
大好きな文士写真展へのお誘いも添えて贈ったのだが、翌日こんな嬉しい返信が届いた。
「48歳はね・・・・・
「し(4)あ(8)わせ」
と読む一生一回の歳なのよ素敵な一年になさってね
…なんと嬉しいお祝いの言葉!!
ありがとうございました
毎日、どんなに小さなことでもいい、幸せを見つけて暮らします。
今日はスープ仕立ての大根と鯖の残りに生姜を入れて甘辛醤油味に煮詰めてお弁当に持って行きました。美味しくて、小さな幸せが一つ。
夕食の時にDが主人に(なぜか年金問題について)語りかけ本当に久方ぶりの二人の会話。短かったけれど、大きな幸せ!
私の誕生日を覚えていておめでとう!と言って下さる方がいて…私は本当に幸せ。
不安の数を数えて噛み締めたりしているのはもったいない!
前を向いて歩かないなきゃです。
ありがとうございます
NT 」
Tさん、季節ってきっと繰り返す毎日の中にもあるのでしょうね。
寒い冬、暑い夏、
麗しい秋、
そして
穏やかな、若芽いずる春・・・
Tさんがおっしゃるように
寒い寒いと震えてばかり
暑い暑いと扇いでばかりより
色づく紅葉に目を細め
ふわっと入る春風に振り向く自分でいたい・・・。
48歳、しあわせ歳、
心からおめでとう
From With
PS
後日、約束通り 二人で
『文士展』に行ってきた。
あいにく冷たい雨に降られたが、渋谷駅でサッと広げたオレンジ色の傘がTさんを一層美しく見せ、(春はあけぼの・・)などと口ずさみながら足取り軽く道玄坂を登った。
(ルパンの太宰治)