Ａさん、今日は 月に一度のWithサロンでした。
サロンも２年目を迎え、
季節や行事のしつらえも 一通り学んで頂いたので
今年は ステップアップ!
「心象描写」を軸に
毎回 一つの詩をテーマにアレンジして頂くことにしました。
選んだのは
シャーリーン・コシタンゾの詩集
『～世界で たったひとりの大切なあなたへ～
１２の贈り物 』
これは、作者が 自分のお子さんの為に書いた１２篇の詩で構成され、
誕生の瞬間に誰もが授かっている贈り物について
優しく語りかけてくれる詩集です。
サロンでは、
テーマになる詩をカードに書いて頂いて
それを胸に
自分のイメージを創り上げていってもらうの。
毎回のアレンジは写真に残して、それとカードをアルバムに貼りながら写真集に仕上げていってね・・・・
最後の月、１２月に
お母さんの１２の想いが詰まったクリスマスプレゼントとして
我が子に捧げる・・・
こんな ～夢の卵～
にしてみました。
今日は その１回目。
１番目の贈り物は 「力」
「あなたには、決して枯れることのない力の泉があります。
疲れ果て これ以上一歩も前に進めないと思ったときも、
あきらめないで下さい。
あなたには、あなたの手で人生を切り開く力が備わっているのです。
必要なときに いつでも
引き出すことのできる力が。」
私が選んだ花材は
まだ堅い木蓮の蕾
冬芽のついた山吹や欅の枝
一番咲きの水仙
蕾が上がってきたアネモネetc
いつものように
季節を告げる庭の草木で
春を待つ枝に「力」を
土を割って出てきた花々に「希望」を込めてみました。
皆さんの作品が仕上がって
器いっぱいに
雪解けた里のように水を張ると
リビングは
この詩を通して
心の奥にありながら
気付けなかった気持ちまで汲み取れた
お母さん達の「幸福感」で満ちていました。
～Ｉさんの作品～
テーブルを綺麗にして
今日はショコラと林檎のコンポートでお茶を楽しんみ
皆さんがそれぞれの作品を持ってお帰りになったあと、残ったお花で 私もアレンジ・・・
キャラメル色の午後の陽に照らされた木蓮の蕾が
程良い具合にゆったりと
今日の詩の
１番目の贈り物「力」を
私に分けてくれました・・・
Ａさん、
そうよね、
子供達が生まれたときは勿論、
私達が生まれたときも
神様は こうやって
１２の贈り物を授けて下さったのよね。
１番目の贈り物は「力」
「・・・必要なときに
いつでも 引き出すことのできる力」を・・・
今日は
８回目のインターフェロン治療
Ａさん、
長い長い一年の
６分の１が終わりましたよ。
～Ｎ子より～