『子供達の誕生日には・・・・・』 | From With

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子供達に、幸せの見つけ方、教えてあげたい・・大丈夫。隣りにいるから。あなたの周りは、ほら、幸せがいっぱい!!(自宅を色んなお子さんに開放して14年。問題のある子 無い子皆一緒に 同じ時代の同じ時間を生きていきたいな~!一歩一歩、 丁寧に・・)

子供達の誕生日には、いつも、二人の思い出の品を飾ります。


必ず 登場するのは、友人の画家が描いてくれた

二人の“肖像画”と、

“ファースト シューズ”         


そして、

懐かしいお洋服
ランドセル
教科書、使いかけの鉛筆

大好きだったオモチャ
浴衣、下駄
麦わら帽子、野球帽
       
土がついたまま仕舞っておいた運動靴           etc etc

毎年、

(思い出の引き出し)

から出してきて その時咲いている庭のお花を添えて飾っています。


また、二人それぞれに決めごとがありまして、


息子の誕生日には、
一緒に植木屋さんに行って 息子の好きな鉢植えを買い、


娘の誕生日には、
歳の数だけのチューリップを花束にしてプレゼントしています。



息子に鉢植えを買うのは、
いつか父親になる彼に、
自分の誕生の日に、

もの言わぬ命を感じ、
守るべき小さなものへの責任を知って欲しいと思ったから。



娘に年の数だけのチューリップを買うのは、

平凡でもいい、
誰からも愛される優しい女の子に育って欲しい、と、
ただそれだけを願ったからです。




毎年、毎年、
(思い出の引き出し)から

幼い二人を呼び戻し、

毎年、毎年、
植木屋さんとお花屋さんに行っては、

二人が お気に入りの
“誕生日の花”を選ぶのを 少し離れて眺めてきました。


そして、

今日、息子の十七歳の誕生日を迎えました。


今年は予備校通いで 植木屋さんに行く時間が取れないかな・・・、と心配していましたら、


昨日、
「母さん、今年も 僕は“桜”にするよ。

来週末なら 時間が取れるから 母さん 空けておいてね。」とのこと。


(は~、また、桜ですか~。ホントに好きなのね~・・・・。)と思いながらも

我が家の決めごとを
自分の決めごととして身につけていてくれた事に


迎える十七歳の成長と


父母の“ささやかな贈り物”が息子の手の中に届いたことを確かめた一瞬でした。



~~N君、
えぇ、えぇ、母さんは どんな用事があっても

N君の予定に合わせて時間を空けますとも。


深山桜、彼岸桜、
八重桜、河津桜・・・・・

今年も
お庭いっぱいに 満開の桜の鉢を並べて


みんなでお花見しましょうね・・・・・ ~~


ただ、

「来週末 空けておいてね。」の言葉の後で、

自信なさげではありましたが、



「来年も桜だよ。

“サクラ咲く!”だからね・・・・・」



と言い残して、昨日は予備校の『クラス編成テスト』に出かけて行ったのですが、


こっちは
自由のツケの大きさに

決して、決して、
決っっっっっっっっっして、鵜呑みに出来ない母なのです・・・


とほほ・・・・・

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From Withママ

PS

実は、

子供達の誕生日の朝に 
必ず交わす言葉があります。


「母さん、
産んでくれて ありがとう」

「N君、
Fちゃん、

父さん、
母さんのところに

生まれてきてくれてありがとう。」


二人が片言を喋りだした時から続けてきました。




今朝、
着替えているNにホットミルクを持っていったら、


下着のシャツを頭にかぶり、まるでダルマさんみたいに顔を出しながら、


「あの、・・・
母さん、・・・・・


産んでくれて、ありがとうございます・・・・・」


と、ハニカミながらペコリと頭を下げました。


そして、
「行ってきます。」と握手をしてお玄関を出た後、


庭の高台から、



17歳の夜明けをカメラに納め、


坂道を駆けて行きました。














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