『俺、いけてるかも!』 | From With

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子供達に、幸せの見つけ方、教えてあげたい・・大丈夫。隣りにいるから。あなたの周りは、ほら、幸せがいっぱい!!(自宅を色んなお子さんに開放して14年。問題のある子 無い子皆一緒に 同じ時代の同じ時間を生きていきたいな~!一歩一歩、 丁寧に・・)

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午後0時15分

さっき M君が帰っていった。

朝から 我が家に来て、英語と格闘。

学校では、ワルと言われ、
良く出来るお兄ちゃんと
お人形みたいに可愛い妹の間に挟まれ、

ここんとこ
ずっ~と すねてた。

~~~~~

私は、子供を地域の中で育てたくて、
娘が小学校に入る前、

自宅を解放して、
子供のサークルを作った。
一緒に遊ぶのは勿論、
お勉強・ 朗読 ・ボランティア・観察・実験・・・
色んな事を楽しむサークル。

だんだん働くお母さんが増えてきて、
サークルに来る子も増えてきて、
何だか、子供の家 みたいになっている。

夏休みは ことのほか忙しい。

宿題を持ってくる子、
お母さんが帰ってくるまで遊びに来る子、

毎日 必ず5~6人は
二階で賑やかに過ごしている。 

~~~~~

M君も(お兄ちゃんも妹もなんだけど)その一人。

小さい時から ずっと通ってきている、臆病で、恥ずかしがりやで、優しい男の子。

だから、本当は “真面目な普通の中学生”になるはずだった。

そのM君が 中学一年の終わり頃から 普通から離れていった。

いくら誘ってもサークルにも来なくなった。

そんなM君のお母さんから、先日、わがままですが、M君一人で英語を教えてもらえないか、と連絡があった。

M君が そう望んでいるのだそうだ。

勿論、OK、
そりゃあ、勿論、OK!!
そして、今日、

M君は、
臆病に、 恥ずかしそうにやってきた。

ちょっと見ない間に
伸びた背と、
プツプツ 賑やかなニキビを お土産に
やってきた。

私には、もう それだけで充分だったのに、

M君は、わき目もふらず、90分、すっかり遅れてしまった英語を一生懸命復習した。

そして、

「今日はサッカーの試合があるから 12時には帰んなきゃ。」

と言ってたのに、

12時になっても、ごろ~ん と寝転んで、天井を見ていた。

私が 試合に遅れるよ!と促して、やっと 帰り支度をした。

帰りぎわ、くるりと振り向き、

「 また 英語 教えて下さい! 俺、いけてるかも!」

と言って 恥ずかしそうに頭を下げた。

M君、

いけてる!
いけてる!

君は いけてる!!

二学期には、
ワル かった M君
に 変身しようね!

だって、私の知ってるM君は、
いつも 皆より先に来て、色鉛筆の芯を削ってくれてた 立派なM君なんだもの!!

~~~~~

M君の事を書きながら、
帰りぎわに見せた笑顔を
何度も思い出している私です。

子供は 明日のかたまり!
その子供の積み重ねである大人も 明日のかたまり!
本当に そう思います。

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