マツダスタジアム

東京ヤクルト 000 000 000 0

広    島 000 003 00Ⅹ 3 

 

 落球した長岡を責める気も成れないし、ふて寝するしかないか。

 そんな試合。

 ただ、四回に広島が三塁コーチャーのボーンヘッドで、先制点を自ら拒んだ格好になっただけに、勝っておきたかった試合ではある。

 一つだけ、自分が記者なら、高橋松本のバッテリーに訊いてみたい事がある。

 逢沢にタイムリーを打たれた真っ直ぐは、内角で詰まらせてという意図だったのか、三振を取りにいったのかの、どちらだったのかを。

 あそこは、この試合の為にも、高橋自身の為にも、そして長岡の為にも、何が何でも抑えなければいけない場面。

 結果はどうあれ、何かが起きにくいアウトである、三振を取りに行くべき場面。

 何しろ、高橋にはそれが出来る力があるわけだから。

 そう、三振を取りにいっての結果なら仕方がないが、もしも、詰まらせてという考えがあったとしたら、打たせて打ち取る選択をしたという事。

 あの場面での選択肢としては間違っている。

 真相はどっちなんだろうなぁ。