東京ドーム
東京ヤクルト 000 300 000 3
読 売 103 000 00Ⅹ 4
敗因は采配と村上となろうか。
まずは采配。
緊急登板の投手だけに、早く一つアウトを取りたいもの。
それを送りバントという形であげることは無いのだ。
日頃、送りバントを五月蝿く言っているくせにと思う方もいるだろうが、自分は序盤、特に初回の送りバントを推奨したことはない。
例外なのは、先発が石川の時くらいか。
理由は別の機会に譲って今日の試合に戻ろう。
そんな送りバントを、連携の妙で、読売側が打者走者も生かしてしまい、無死一二塁となった。
ここでもベンチは送りバントを長岡に命じ、アウト一つあげてしまった。
これで読売の緊急先発の又木が少し落ち着いたのは間違いない。
スワローズが采配により読売を手助けした格好だ。
それでも、村上が最低でも外野フライなり内野ゴロで先制点を奪えば、また、投手心理は変わって来たんだろうが、内野フライという最悪の結果。
五回には何を焦ったか、打球判断を間違えてチャンスを逸する凡走。
打てない事をカバーしようと一生懸命なんだろうが、全てが空回りしているのが見て取れる。
そして、ヤフーレの投球が高めにいっていたので、心配していたが、残念なことに、そんな不安が的中してしまった。
打線が活発に見えるものの、村上が線を断ち切る役割を果たしているようでは、叩き込む攻撃はなかなか期待できない。
だからこそ、先発の踏ん張りが必要なのだが、今日のような展開になってしまうと辛い。
村上が目覚めるのが先か、投手陣が崩壊するのが先か、スワローズの明日はどっちなんだろう。
ちなみに高津監督の采配には期待していない!