みずほペイペイドーム
東京ヤクルト 000 200 000 2
ソフトバンク 000 000 40X 4
これまで、最後の一踏ん張りをさせてこなかったツケが廻って来たという事だろう。
吉村の為にも、逆転されるまで投げさせた方が良かった。
山本がどうのではなく、あの同点にされた七回の無死一二塁の場面で失点する確率は、吉村だろうが山本だろうが、大して差は無い。
ならば続投でいい。
これから先、柱になってもらいたい投手の一人なのだから。
何故なら、あの回を投げ切らない事には山本が抑えても勝ち投手の権利は無くなるし、山本が打たれれば負けが付くのは吉村なのだから、せめて逆転されるまではベンチも辛抱しなきゃなと思う。
これまでなら走者を二人出した時点で交代を命じていた事を思えば、進歩ではあるが、そういう野球が、投手から最後の一踏ん張りを奪っていき、ゆくゆくは長いイニングを投げれなくなり、いつしかユニフォームを脱ぐに至った投手を、これまで何人見てきた事か。
目先の勝利を追い求め未来の勝利を放棄する。
それが結果となって表れた試合だったと言える。
そして、捕手の松本。
そこまで、3イニング連続で、引っ張らせての併殺で仕留めてきた後の回、ソフトバンク打線が逆方向というのではなく、もっと引き付けてといった感じでのバッティングだった。
初球の入りが変化球ではなく、真っ直ぐであればとも思うが、さすがにこれは結果論か。
それでも、その辺りの事を考えに考え抜いて今夜という時間を過ごして欲しいと思う。
本日は、ここまでやって来た野球の差が出た試合って感じかな。