神宮球場
横 浜 100 210 001 5
東京ヤクルト 000 000 210 3
先発が本日昇格の高橋。
変な話、この試合を捨ててもいいから、五回も続投させるべきだろう。
あんな交代では、高橋に何が残るというのだ。
反骨心云々で変われるのなら、遠の昔に変われてる。
完璧に抑えこむ、ピンチを力投で凌ぐ。
そういう結果を積み重ねることでしか、高橋が投手陣の柱になることは無いだろう。
四回も踏ん張り切れなかつた事実と、打席にオースチンというシチュエーションが、高津監督にそういう決断をさせたんだろうが、その後に出てくる投手がピンチを凌ぐ保証は無いわけで、交代そのものに意味は無い。
いつまでも、先発投手が育たない一因がここにあるわけだ。
そして、この試合を決定づけた九回の木澤の失点。
木澤を庇うつもりは毛頭ないが、現状の木澤だと、使った方が悪い。
4点のビハインドで、今、一番信頼できると言っていい大西を2イニングという無駄遣いした報いというやつだ。
もちろん、大西の所で木澤を使っていれば、もっと一方的な敗戦になっていた可能性は高いが、やはり、調子の良い投手はリードもしくは僅差の展開で使わないとなぁと思う。
そんな試合もスタメンに山田の名前があり、しかも三番で起用という時点で、終わってるんじゃないか。
塩見もそうだったが、山田も、戻ってくれば無条件でレギュラーとして扱いますよという特別扱い。
そんな立ち位置に胡坐をかいているとは言わないが、プレイから危機感を感じられないのは確かだ。
勝つ為の采配には二つある。
一つはその試合をモノにする為の最善手を打つ。
一つはその試合を落とすかも知れないが、先々の勝利の為の最善手を打つ。
高津監督の采配は、どちらの体も為してないと思うのは自分だけなんだろうか。
その見方が正しければ、残念ながら、村上とサンタナが大大大大大爆発をするくらいしか、スワローズの浮上するシーンが想像できない。
寂しいのぉ。