甲子園球場

東京ヤクルト 103 000 000 4

阪    神 000 002 000 2

 

 やはり、幻想だったか。

 六回、走者を残してマウンドを丸山にマウンドを譲った吉村。

 もっとも、これは吉村を責めるのは筋違い。

 これが高津野球なんだろう。

 こういう野球を高津監督以前から繰り返してきた事で、先発投手が育たなかった。

 それがスワローズという球団の今が証明しているではないか。

 あの六回にもう一踏ん張りさせないようじゃ、吉村は段々と長いイニングを投げられなくなり、これまでの先発候補と同じで消えていく。

 もちろん、続投していれば、打たれていて逆転負けを喰らったかも知れない。

 でも、ここで目先の1勝を手にしたことで、明日の1勝、そして未来の10勝、100勝を逃す事にもなりかねない。

 救いは、これを勝てて言えただけましか。

 普段は目先の1勝をも逃しているからね。

 とまぁ、宣ったが、全てスコアシートを見ての感想なんで、見当違いの事を言っているかも知れない。

 その時はご勘弁を(笑)。