バンテリンドーム

東京ヤクルト 000 000 000 0

中    日 000 002 00Ⅹ 2

 

 流れ的には、五回のピンチを凌げた事で、勝機はあるかと思っていたのだが…。

 六回、二死からの四球。

 これ自体は問題はない。

 一発だけは避けなければいけない場面だけに、一応は織り込み済み。

 もちろん、その後はこれまで以上に慎重にということは言うまでもない。

 ところが…。

 小澤が甘いのか、中村がだらしないのか、細心の注意を払っても、こういう事もあるといったシーンだったのか。

 こればかりは観ているこちらからは知る由もない。

 まぁ、打順を見た時点で、きちんとした野球をやろうという意識が高津監督に無いことが分かっていたので、こういう負け方は覚悟はしていた。

 小澤が頑張ってくれたから、接戦となり、勝利が転がり込むかもとの夢が見れただけラッキーだったか。

 今日の打順では打つ以外の作戦を何処で使うというのだ。

 例えば、塩見村上の並びだと、塩見の足を封印するようなもの。

 二番オスナという事は、上位打線で繋ぐ野球をしないことを意味する。

 長岡と北村の打順が逆なら、そこで繋ぐ野球が出来なくはないが、それさえも拒否するってねぇ。

 中日の強力投手陣から、細かい野球を最初から拒否していては、そうそう点は取れないだろうことは想像つくと思うのだが…。

 六回裏、あそこで踏ん張れと言う気持ちが無いわけではないが、やっぱり小澤を責める気にはなれないなぁ。