神宮球場

読    売 000 110 011 4

東京ヤクルト 010 200 000 3

 

 読売が勝ったのではなく、スワローズが負けた試合だった。

 得点を取るために、ベンチがする仕事というのは一死三塁という場面を作ること。

 ただ、そうそう一死三塁というのはベンチの意思だけでは作れない。

 だから、それに準ずる一死二塁という形を作っていく事になる。

 ところがである、その一死三塁という場面を攻撃側の読売ではなくスワローズがお膳立てするのだから野球は分からない。

 四回、先頭のセンター前ヒットを丸山が弾き無死二塁とし、次打者のバントで一死三塁となる。

 結果、内野手が前進守備を敷き、詰まった飛球がその頭を越えて失点。

 八回は無死一塁からの送りバントの処理を村上が悪送球で、一死三塁どころか、無死一三塁のピンチとし、結果、犠飛で失点。

 九回は一死一塁の場面で石山が牽制悪送球で一死三塁へと場面を変えてしまう。

 結果、高いバウンドのセカンドゴロで失点。

 何だか情けないよね。

 球場で観戦してて、項垂れてしまったよ。

 球場観戦で、遂に10敗を記録してしまった。

 その後は、ちょっくら大人の事情で新宿の「なつバー」に行き、ブログはすっかり忘れてた。

 いや、忘れたかったのかも知れない。

 まぁ、来年もスワローズが不振なのは厭だが、そうすれば高津監督じゃなくなるわけで、どっちに転んでも良いかと、思いが来季へと飛んでいたりします。

 我ながら情けないなり。