神宮球場
読 売 000 000 000 0
東京 ヤクルト 000 020 01X 3
先発サイスニードの調子が今一つで、序盤からピンチの連続で防戦一方のスワローズ。
それでもサイスニードは五回までに五安打を喫したものの、要所要所で三振を奪い、無失点で5勝目を挙げた。
対照的に、四回までノーヒットだったスワローズは、村上がショートへの内野安打で出塁すると、走者が入れ替わった後の中村の右中間を抜く打球で、オスナが激走してホームインし先制。
何だか強さを感じさせてくれるじゃない。
そして、サンタナ四球のあと、西浦が技ありの中犠飛。
低めを掬って外野フライというイメージを持っていたかのようなバッティングだったから、自分の目を疑ってしまったよ(笑)。
そして八回、今度は二死無走者から青木がショートに内野安打。
ここも、全力疾走している青木に自分の目を疑ってしまったよ(笑)。
続く山田が村上に繋ぐかのようなスイングでセンター前に運ぶと、その期待に応えるかのように村上がタイムリー。
得点は内野安打と全力疾走が産んだわけだ。
救援陣は、昨日とはうって変わって、結果も内容もパーフェクト。
試合はほぼほぼ完勝と言っていい。
惜しむらくは六回の無死二塁の場面だろう。
青木にいつものように強行させ凡フライで走者はそのまま。
打つという作戦が駄目と言うんじゃなく、送りバントという選択肢を持ち合わせていない、青木の二番というスワローズのウィークポイントが浮き彫りになったシーンではある。
本当に1点が欲しいと思っていたら、少なくとも選択肢として送りバントが存在しなくてはいけない。
バントをしない二番と、バントの無い二番では、天と地ほども差があることを高津監督も青木も知るべきだ。
ともあれ、読売三連戦を明日を待たずして勝ち越し決定。
明日の結果がどうであろうが、今日でペナントレースは阪神との一騎打ちと見ていいだろう。
勢いづく為にも、明日は菅野を打った上で週末を迎えたいもんですなぁ。