何の為の緊急事態宣言なんだろう。

 色々と自分たちに要請をしているが、勘違いしないで欲しい。

 自分たちが出来る対策は、ほとんどの日本人は講じている。

 一方の国や都道府県知事は対策を講じているかというと全くの無策じゃないか。

 時短だ、人流の抑制だと言っているが、それは対策でも何でもない。

 表向きの感染者数は減少するだろう。

 でも、緊急事態宣言を解除すれば、増加するのは、もう皆の共通認識。

 虫歯で例えれば分かり易いか。

 痛み止めで痛みを和らげれば、取り敢えずは生活が出来る。

 でも、治癒するわけじゃないので、痛み止めの服用をやめれば、当然のごとく虫歯の痛みで苦しむこととなる。

 安倍、菅政権、そして小池、吉村らの組長は痛み止めを処方しているに過ぎないわけで、日本におけるコロナ禍は間違いなく人災である。

 これを認めようとせず、今もなお、何かを悪者にしてパフォーマンスに明け暮れるのはやめて欲しいもんだ。

 とっとと、何時でも何処でも誰でも無料でPCR検査を実現し、飲食店や遊興施設、宿泊施設へは陰性証明書の提示が必要な世の中にしてくれっての。

 何日前のものを有効にするかが、専門家の腕の見せ所だろう。

 こう言うと御用学者たちは、誤陽性だ誤陰性だ、次の日に感染してるかも知れないだ、などと御託を並べるが、無症状の感染者を野放しにするよりは全然ましだろう。

 仮に陽性の人が混じっていたとしても、今までを100として10なら、単純計算で感染拡大も10分の1に、1なら100分の1になるわけだし、経済も止める必要もないし、コロナを舐めてる連中も、遊ぶ為なら感染対策をしっかりするようになるんじゃない?

 まぁ、この国のトップは自分たちの非を認めることはないだろうから、これからも国民の命は奪われていくのだろう。

 そして、自分もお世話になった映画館アップリンク渋谷も5月20日で閉館が決まった。

 これも、元々はコロナが原因ではあるものの、最終的には国と東京都に殺されたと言っていい。

 こんな国にしたのは、駄目なものは駄目と神判を下せなかった自分たちのせいでもあるわけだから自業自得ではある。

 それでも、悔しいよね。