河出文庫

『ラジオラジオラジオ!』

加藤 千恵


 なんか甘酸っぱい感覚が甦ったなぁ。

 何も考えてないというわけではないけど、ただただ漠然とした未来や夢を抱え、だらだら生きていた人って沢山いる筈。

 そういう時期もあって良いんじゃない。

 自分みたいに生まれてこのかた、ずっとっていうのは考えもんだけど(笑)。

 多少は襟を正して生きていくとしますかな。